2007年05月31日

FIMBA総括 その2

イギリス時間: 5月30日 24:00

今回も引き続き、FIMBAの総括を書きます。今回のテーマはモジュールの概要について、のつもりでしたが、書いたらものすごい量になってしまったので、まずはコースメイトについての記事だけアップします。モジュールの概要については、3度に分けて明日以降ご紹介します。

前回同様、内容には過去のブログエントリと重複するものもあります。また、内容は特に記されていない限り、2007年5月30日現在のものです。


● コースメイトについて

前回のエントリで書いたような出願プロセスを経て、今年は28名の学生が集まりました。1年に取る学生はおおよそ30名前後ということなので、大体適当な人数が揃ったということでしょうか。

クラスメイトの国籍は様々です。イギリス人7名(うちスコットランド1名、ウェールズ1名)、韓国人6名、日本人5名、中国人2名、その他スイス、オーストリア、ギリシャ、カナダ、パラグアイ、ロシア、アゼルバイジャンから1名ずつの全27名という構成です。コース開始時にはもう1人、カザフスタンからきていたのですが、途中で辞めてしまったので現在27名ということです。ほとんどがフルタイムの学生で、パートタイムはわずか1名です。

年齢もまたさまざまで、上は40代半ばから下は22歳まで非常に幅広く揃っています。一番多い層はおそらく26〜29というところでしょうか。5年前後の業務経験を積んできている人が多いように思います。年が離れた学生がいるということはすごく恵まれていることで、特に年上の学生の配慮もあって非常に団結力とまとまりのある、良いクラスになっていると思います。また、ネイティブの学生がノンネイティブの学生とのコミュニケーションを厭わず、非常にフレンドリーだということも特筆すべきことかもしれません。

彼らの業務経歴も特にどの産業が多い、という傾向はありません。弁護士、会計士、銀行員、ITエンジニア、経理、営業/企画、マーケティング、元プロ/セミプロフットボール選手、女子フットボール選手、女子フットボールコーチ、広告代理店関連会社、クラブ関係者、政府関係者と、実に多様な顔ぶれです。フットボールに元々携わっていたという学生はおそらく3分の1もいないと思います。しかしながら、多くの学生がフットボールそのもの、あるいはフットボールビジネスにおいてマニアックな知識を持ち合わせています。

実はこの知識を持ち合わせているということがとても大事です。例えば、日本からの留学ということであれば、Jリーグや日本のフットボールビジネスにおける知識を要求されます。授業の課題としても日本フットボール界に関するプレゼンや情報提供を求められるので、留学前にあらかじめ日本のフットボール、およびそのビジネスについての基本的な勉強を済ませておく方が良いでしょう。

私は実のところ、フットボール産業に関する知識は非常に浅いものしか持っていませんでした。出願を決めて自己推薦状を書いているとき(10月〜11月頃でしょうか)に、「これからFIMBAで色々勉強します」ではまずいと思い、あわててスポーツビジネス関連書籍を購入して読みはじめた程度です。それでも、おそらく和書・洋書あわせて15冊程度、さらに準備コースの論文執筆のためにジャーナルを10本くらいは読んだと思いますが、その知識はコースの授業内容の理解や課題をこなす上でも役に立ちましたし、何よりコースメイトとの日常的な会話の中でも、知識の基盤として活躍してくれたと思います。

これは以降の総括でより深く触れる予定ですが、個人的にはMBAの最大の魅力は”人”だと思っています。人脈というとどうにもビジネスライクな印象を持たれるかもしれませんので、信頼関係とでも言ったほうが良いでしょうか。コースメイトはその信頼関係を築く相手として、最も身近で頼れる存在です。私は多様なバックグラウンドで、様々な国からのコースメイトが集まったことを非常にラッキーだと感じています。お酒を飲んだ後での軽口とはいえ、「5年後には経験を積んで一緒にビジネスを立ち上げよう」なんて言われると、アルコールもいい具合に手伝ってこの環境の贅沢さを改めて感じたりするものです。


今回は以上です。次回こそは予告どおり、モジュールの概要について記述します。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月30日 ラーメン
最近若干ホームシック気味の私ですが、その最大の理由の一つが「ラーメン」と「トンカツ」です。私の好物であるこの2つに関しては、日本のおいしいお店で食べられるクオリティがどうやっても手に入りません。先日、同級生のリョウヘイと話をしたのが、町田の「おやじ」という味噌ラーメン屋。そして同じく町田の博多っ子。町田は正直、実家からなかなか行きづらく、かつあまり用事があるような場所でもないので実際に行くとなると腰が重いのですが、今なら食欲でそのハードルも越えられるような気がしています。

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posted by gouk at 08:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | FIMBA総括
2007年05月30日

FIMBA総括 その1

イギリス時間: 5月29日 23:30

この1ヶ月くらいで何通かFIMBAに関する問い合わせを受け取ったり、GlasgowのFIMBAイベントで再会した西野さんのブログでご紹介いただいたりしたこともあり、どこかでFIMBAに関して情報をまとめないとなぁ、と漠然と考えていました。そこで、ちょうど今は提出物を全て終えて、あとは論文だけという状況になったので、ここらでやるのが都合が良いかなと思い、まとめてみることにしました。卒業が決まっていない状況でまとめるのは少しリスキーですが、自分にとっても後でこのエントリを恥ずかしく思わないように、しっかり論文を仕上げて卒業するためのモチベーションにしようと思います。

なお、内容には過去のブログエントリと重複するものもあります。また、内容は特に記されていない限り、2007年5月29日現在のものです。


● コースの概要

The University of Liverpool, School of Management, MBA Football Industries というのが正式名称です。邦訳は、リバプール大学マネジメントスクール フットボール産業MBA、というところでしょうか。以下、FIMBAと省略して表記します。

同大学のマネジメントスクールには、MBAだけでもFinance, Marketing, HR, Generalなど多数のコースがありますが、このFIMBAはMPA(Master of Public Administration)という公的組織でのマネジメントについて学ぶコースと並び、リバプール大学をユニークなものにしているコースでもあります。ちなみに、スポーツマネジメントにおけるコースは米英に多くあれど、サッカービジネスにおけるMBAというのは世界でも唯一のものだと聞いています。

FIMBAでは、8つのモジュールを学びます。

他のMBAの学生と一緒に受講するのは、以下の”コアMBAモジュール”と呼ばれる4科目です。
Managing People(組織論)
Managing The Environment(マーケティング)
Managing Resource(会計)
Managing Change(変革管理)

FIMBA特有の科目は以下の6つです。*印がついたものが必修で、残りのものから2つを選択することになります。
International Football Industry *(フットボールビジネス全般)
Football and Finance *(フットボールと会計)
Football and the Law *(フットボールと法律)
Management Game(マネジメント・ゲーム)
Sports Marketing and Intellectual Property(スポーツマーケティングと知的所有権)
Football and Media(フットボールとメディア)

Management Gameは今季から始まった新しいモジュールで、実際のフットボールクラブと連携し、数々のシミュレーションにより、クラブにおける意思決定やビジネスモデル作成などの実践的なマネジメントスキルの獲得を目指すものです。実際の企業との連携プログラムということもあり、限られた人数しか参加することができません。今回は参加希望者20名強に対し、成績上位者12名が参加を許可されました。

さらに、FIMBAの最も特徴的、かつ有用なものとして、現場で働く様々なゲストを招いての Guest Speaker's Session というものがあります。今年は20名前後のゲストをお招きして、お話を伺いました。クラブ、リーグ、協会、マーケティング企業、スポンサー、チャリティ団体などなど、実に様々なゲストが訪れます。


● コースへの参加条件

公式ウェブサイトによると、来年の入学希望者の出願条件は、以下のとおりです。

1. 十分な英語力(IELTS 6.5、またはTOEFL 570/TOEFL-CBT 230)
2. フットボール産業にも生かせるスキル・業務経験
3. 推薦者2名、およびそれぞれからの推薦状

個人的な感想をいうと、1については出来れば出来るだけ良いです。できすぎるということはありません。TOEFL-CBTで230前後で、かつアカデミックな英語(特に読み書き)が出来れば、課題でもそこそこの評価をもらえると思います。が、実際に授業への参加・貢献はほとんどできません。多くのアジア人学生がこういった状況に陥っています。私もFIMBA前半期はその一人で、リスニングの力不足のために授業中は聞き取りで精一杯、講師の英語は何とかなってもネイティブのクラスメイトの発言が聞き取れず、そのためディスカッションについていけない、というようなことが多々ありました。さらにスピーキングに関してはTOEFLの勉強で得られるものとはまた違ったスキルが必要になりますので、聞き取れても発言ができないという学生も多かったのではないかと感じています。ちなみに、個人的な印象では、アジア人の学生が13人いた中で、最終的に授業のディスカッションに参加できていたのはほんの2〜3人で、半数近くはディスカッションの内容も理解できていなかったと思います。

2つ目の点については、最低でも3年程度の経験があったほうが良いと思います。就業経験のない学生も1〜2名取ることがある、とコースダイレクターは言っていましたが、あくまで例外的な扱いです。ネイティブならともかく、留学生で就業経験もないというのはかなり厳しいと思います。また、業務経験に関しても、コース修了後の就職を考えて、経験を将来生かすことが出来るかどうかということをご自身で検討されることをオススメします。

最後の推薦状については、出身大学から1通、仕事関連から1通の2通が好ましいとされていますが、私は仕事の上司2名からそれぞれ1通ずつ書いていただいて、提出しました。英国の大学が求める推薦状は、形式的なものでなく、出願者の人柄や経歴がより深く分かるようなもの、ということなので、自分自身を良く知る関係者から書いてもらうのが一番適当だと思います。私の場合は大学卒業以降、ゼミの担当教官と連絡を取っていなかったこと、さらにその教官が他の大学に移ってしまい、連絡先が入手できなかったこともあり、リバプール大学に問い合わせて「仕事関係者2通でも出願可能かどうか」をはっきりさせてから出願しました。


と、今回はこの辺りで終わります。次回は各モジュールについて簡単にレビューをしていきます。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月29日 読む時間はなくとも
3冊とも一通り目を通しました。でもエッセイとかには使わなかったなぁ・・・。

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posted by gouk at 08:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | FIMBA総括
2007年05月29日

プレーオフ

イギリス時間: 5月28日 23:00

今日はバンクホリデー、所謂祝日でおやすみだったようで、日中引越の荷物運びで外に出たら、さながらゴーストタウンのように人気がなくて驚きました。スプリング・バンク・ホリデーというのだそうで、単純に翻訳すると「春の日」、日本で言うところの春分の日には少々遅すぎる感があるので、おそらく意味が違うのでしょう。

そんな「春の日」は午前中こそ晴天で暖かい気候でしたが、午後から突然の豪雨、時には雹まで降る悪天候になりました。私は引越の大部分を午前中に終えていたので、助かりました。ちなみに引越はこれでほぼ完了し、今日このブログは新居から書いています。明日の午前中にもう一度前のフラットに行き、キッチンと部屋の掃除をしておしまいです。

さて、今日はイングランドで大きなフットボールのゲームがありました。それはタイトルにも書いたとおり、プレーオフです。今日行われたプレーオフは、プレミアリーグの一つ下、チャンピオンシップの最後の昇格チームを決めるものでした。チャンピオンシップからは3チームが昇格しますが、その3チームの内訳が、リーグ戦の優勝チームと準優勝チームと、このプレーオフの勝者というわけで、そのためにこのプレーオフはおそらくシーズンでも最も盛り上がる試合といっても過言ではありません。

プレーオフの出場権は、リーグ戦の最終成績が3位から6位のチームに与えられます。ノックアウト方式のトーナメントで、3位と6位、および4位と5位のチームがホーム&アウェイで対戦、勝者同士がプレーオフ決勝を、中立の競技場(今回から新ウェンブリースタジアム)での一発勝負に臨みます。今日はそのプレーオフの決勝、以前稲本選手が所属したこともあるウェストブロミッチ・アルビオン(リーグ4位)と、ダービー・カウンティ(リーグ3位)が対戦しました。試合はウェストブロミッチが押し気味に進めたものの、後半にダービーが鮮やかなカウンターから1点をもぎ取り、それが決勝点となって、実に6シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を決めました。ウェストブロミッチには私の好きなケビン・フィリップス(もう33歳になってました)という、元イングランド代表、サンダーランド時代にはプレミアリーグ得点王も取ったことのある選手がいたので応援していたのですが、残念な結果になってしまいました。

試合は新居で見ていたのですが、なかなか広くてソファなんかもあったりして快適でした。少し広すぎて落ち着かないところもありますが、徐々に慣れていくのかなぁ・・・。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月28日 入国査証
当時は準備コースを欠席して取りに行くつもりでしたが、実際は1日で発行してもらえるので、そんなにあわてる必要はありませんでした。

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2007年05月28日

DIY

イギリス時間: 5月27日 23:30

最近ヘビーローテーションで聞いているのは、Alicia Keys の If I ain't got you という曲(YouTube)なんですが、コースメイトが次々と帰国していくという状況もあってか、聞けば聞くほどしんみりしてしまいます。この歌は、富や名声を手に入れたってあなたがいなけりゃ無意味よ、という非常にストレートな内容なのですが、その歌詞もなかなか素晴らしいんですね。(Soundpedia) 私は女性ボーカルって苦手だったんですが、この曲はすんなり聞きほれてしまいました。

さて、今日は午前中にタイ人の友人とフットサルに興じたあと、荷物を片付けて新居にせっせと運びました。割と重たいものを無理して運んだせいか、スーツケースのキャスターがお亡くなりになってしまったり、ひどい肩の疲れを覚えたりと、なかなか苦戦しています。それでも後は衣類とTV&TV台、そしてプリンタを残すのみとなりました。明日中には終わらせたいところです。

実は、プリンタは3月くらいに突然動かなくなってしまっていました。Lexmark X3480という安物コストパフォーマンスの高いプリンタを使っていたのですが、ある日を境に「プリンタカバーが開いている」というメッセージが出たまま印刷ができないという状況になりました。プリンタをひっくり返して何がいけないのかと探っていたら、どうやら原因と思われるプラスチックの部品がコロコロと落っこちてきまして、直すことも考えたのですが、ネットで検索しても同様の症状がないということで、長い間ただの箱として私の机の上に君臨していました。

そして今日、片付けがてらふと、外装こじ開けて直そうと思えば直せるんじゃないか、と考え、思いつきで色々調べてみたところ、予想通りカバーの開閉をチェックする小さなボタンがあり、それさえ押されていれば通常通り印刷をするということが分かりました。元の部品をボンドでつけてみようと思いましたが、細かすぎ&奥まっていたためできず、仕方ないのでボタンが常に押されている状態になるように詰め物をしておきました。これでカバーオープン知らず(まねしないでください/笑)となり、プリンタが復活しました。いやー、なんでもやってみるものですね。久しぶりに自分をほめてあげたい気になりましたよ、今日は。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月27日 Jリーグの地上波放送消滅?
結局スカパーのほぼ独占放送に切り替わりましたが、金額面ではギリギリ前回の契約と同等の値段を維持できましたね。ただ、スカパーの要求も高いようですから、Jリーグも相当の努力を必要としそうです。

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2007年05月27日

FCバルセロナの日本マーケティング

イギリス時間: 5月26日 24:10

アジアツアーに200万ユーロの利益を見込むバルセロナ(livedoor Sports)

曰く、


「日本には金があるが、バルセロナのようなクラブは存在しない。また、日本人はサッカーが大好きなんだ。南米には金が無い。サッカーへの情熱はあるが、既に市場はボカ・ジュニオルスとリーベル・プレートに支配されている。アメリカは金があるものの、サッカーファンが少ない。翻って日本には金があり、更にバルセロナを脅かすようなクラブがない」

アジアツアーに200万ユーロの利益を見込むバルセロナ(livedoor Sports)


と、”バルセロナの経済担当フェラン・ソリアーノ”氏が発言したとのことですが、私が読んだソースの英文はこんな感じでした。若干違うとこがあるなぁ、と。


“There is money in Japan and it's a market that likes football. In South America there are lots of fans but no money and what there is of a market is already taken up by Argentine sides such as Boca Juniors and River Plate. In the USA there is money but no fan base but in Japan there is money and no other club comes close to us in terms of popularity.”

SoccerInvestor 23, May 2007


私のへなちょこ翻訳にかかると、こんな感じです。

”日本にはお金があり、フットボール熱のある市場でもある。南米には(フットボールの)ファンは大勢いるがお金はないし、市場は既にボカやリーベルなどのアルゼンチンのクラブに独占されてしまっている。アメリカにはお金はあるが(フットボールの)ファンの基盤はない。しかし日本にはお金があるし、人気の面では私達(バルセロナ)に匹敵するクラブは存在しないのだ”

ここで出てくる”お金”はいわゆるdisposable income、可処分所得のことだと思います。で、この発言だけを切り取って考えると「人気の面では〜」の部分から、livedoorニュースのように日本には”バルセロナのようなクラブは存在しない”というように取れるかもしれません。で、これも読む人の解釈では「日本にはバルセロナのような人気のある国内(Jリーグ)クラブは存在しない」と読めるかなぁ、とも思います。というより、これが今回のエントリを書いた理由でもあります。

ソリアーノ氏(”経済”担当というより、”財務”担当ですね。そして彼の役職は副会長です。)はアジアツアーを引き合いに出していることからも、話が日本市場における”海外クラブ”を対象にしていたのではないかと推測します。なので、個人的には「日本市場への浸透を狙っている海外クラブには、未だバルセロナのように成功をおさめているクラブは存在しない」という意味での理解が適切なのかなぁ、と思ったわけでした。

まぁ、livedoorのニュースがスペインの新聞をソースにしているということで、原文がどういう書き方なのかわからないわけですが、なんとなく気になったのでエントリを起こしてみました。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月26日 準備コース8週目終了
冠詞の取り扱いに大苦戦してました。今は随分出来るようになっているつもりですが、それでもたまに良くわからなくなることがあります。

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posted by gouk at 09:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー
2007年05月26日

また一人

イギリス時間: 5月25日 26:30

今日は日本人コースメイトのリョウヘイ(リンク先は彼のブログ)の送別会でした。近くのパブで友人を集めて飲んで騒いで、二次会は街まで足を伸ばしてクラブで飲んで踊って、といういつもの状況で、楽しく過ごしてきました。

送別会といってももうFIMBA生だけでは人数もあまり揃わないということもあり、色々なところからの知り合いが集まって飲むことも増えてきました。特にリョウヘイのように、EAP(コース開始前の留学生向け英語コース)からリバプールに居るような学生は、EAPの頃からの友人がたくさんいて、なかなか面白いですね。彼らのおかげで私も、FIMBA以外の学生とも知り合うことが出来ました。

リョウヘイはこれから日本でのプレイスメントを行い、およそ2ヵ月後に論文執筆のため戻ってくるという予定のようです。先に帰国したダイ(こちらもリンク先は本人のブログ)が、京都サンガFCで苦労しながらも充実した毎日を送っているのを見ているので、リョウヘイにも同様に、日本サッカー界をしっかり体験して、能力を発揮してきてくれることを期待しています。

送別会でリバプール残留組(?)の日本人コースメイト、タカ(やはり本人のブログへのリンク)と色々話をしましたが、彼もどうやら他の人より遅めではありますが、一時帰国を考えているようです。タカもおおよそやりたいことははっきりしていているようですし、あとはそれをどうプレイスメントと就職に繋げるかというところの調整なのだと思います。面白いのは、私を含めて皆やりたいことが様々で、実にオーバーラップしている部分が少ないことです。是非このまま自分達がやりたいことを進めて、それをできる立場になって、お互いの得意分野における知識・経験を育て、相乗効果を生めるネットワークに発展させていきたいものです。

私もそのネットワークに何らかの貢献が出来るようにしなければなりませんが、まずは今日の日中に行った”最後のチャンス”である、プレイスメントの面接の結果を待たなければなりません。既に論文のプロポーザルも提出し、今は既に”プレイスメントの可否に引きずられて論文のテーマが決まらない”などと前回のような言い訳がないだけ、実にすっきりと、自分の考えをまとめて面接が出来ました。頼まれてもいないのにプレゼン資料を作って15分ほどのプレゼンをやらせてもらったことが、相手のペースで面接をするというよりも、自分のやれること、考えていることを中心に話を展開できたという点で、前回の失敗した面接とは、雰囲気や内容に雲泥の差がありました。

感触は、というと正直なところどうか分かりません。ただ、自分のプレゼンテーションがある程度相手の考えているプランと合致するところはあったようなので、そこをどう評価されたか、というところでしょうか。来週中には返答をくれるということなので、論文の下準備を進めつつ、待ってみようと思います。ダメだったら近々帰国します、多分。(笑


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月25日 マリノスタウン
そういえばこれ、評判とかどうなんでしょう。お金の話はニュースで取り上げられてるのを何度か目にしましたが。

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posted by gouk at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学生活
2007年05月25日

プロポーザル提出

イギリス時間 5月24日: 24:00

チャンピオンズリーグ決勝から一夜明けた今日、自宅から大学までの数分間歩いただけでは、特に変化を感じない印象でした。ちょっと街まで足を伸ばしてみたら何か変化を感じられたかもしれませんね。とはいえ、今日は平日なのでたいていの人は仕事なのでしょうが。

さて、今日はついに論文のプロポーザルを提出しました。再提出がなければ、あとは論文のみです。気づけばもう5月も終盤、色々とスケジュールを立てていかなければいけません。

プレイスメントについてですが、ブログで何も書いてないのでお分かりの通り、まだ決まっていません。問い合わせをしているものが4つあったのですが、うち2つからはプレイスメントの受け入れ無し、と寂しい回答が来てしまい、1つはあちらから「こういうテーマで論文書ける人いない?」と来た話にもかかわらずメールの返信が来ず、という感じで、あまり良い状況ではありません。ただ、残りの1つについては明日実際に担当者と面接を行う予定になっていて、これが最後の希望という感じです。果たしてどうなることやら、結果は追ってブログでご報告します。

なお、これがダメだった場合は、基本的にはプレイスメントをやらず、業界関係者にインタビューをしたりして6月〜7月をすごすことになります。今のテーマではインタビューは欧州の人中心ですが、プロポーザルを書いている中で、国内の非サッカー業界の企業の方にもインタビューできたら良いかも、と思い始めているところもあるので、帰国する可能性もなきにしもあらず、です。

とにかく、明日はポジティブに頑張ってきます。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月24日 ワールドカップのネット配信
インターネットによるスポーツイベントの配信については、SportBusinessというスポーツビジネス関連雑誌の編集者がまとめたレポートによると、「メジャースポーツにおけるマイナーコンテンツ、およびマイナースポーツにおけるメジャーコンテンツ」の活用と収益化に一役買うよ、ということのようです。つまり、サッカーのようなメジャースポーツにおいては、TV放映権とのバッティングが懸念されるために、インターネットでの放送を大々的に推し進めるのは難しいが、TVがカバーできない試合や部分(時間的都合など)に対してインターネットを活用することは有効である、ということです。他方、マイナースポーツにおけるメジャーコンテンツというのは、ヨットレースの例が挙がっていましたが、TV放映よりも多くのエリアをカバーでき、かつ時間的制限が少ないという点で、インターネットでの中継が競技そのものの注目度を上げる効果と、スポンサー獲得などの収益化に結びつくということが紹介されていました。と、1年前の回想にしては長いコメントになってしまいましたね・・・。

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posted by gouk at 08:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学生活
2007年05月24日

敗戦

イギリス時間: 5月23日 23:30

残念ながらリバプールはACミランを相手に負けてしまい、パレードを目の前で見るという希望はかないませんでした。張り切って自宅のTVで試合を観戦していたのですが、前半の途中に睡魔に負けて、あろうことか後半途中までぐっすり眠ってしまいました。椅子に座ったまま・・・。そして気づいたらACミランが1点先制していて、あわててリバプールを応援してみたものの、残念な結果に終わってしまいました。

コースメイトがどこかのパブで観戦していたようなので、近々感想を聞いてみたいと思います。落胆ぶりは想像できるのですが、どのくらい暴れた人がいたかは想像もできません・・・。

しかしTVを見ていて感じたのは、スタジアムの雰囲気の微妙さでした。ここ数試合、リバプールのチャンピオンズリーグの試合は雰囲気の良いゲームが多かったんですね。バルサ戦然り、チェルシー戦然り。しかしスタジアムがサッカー専用でなかったことに加え、サポーターの声が屋根でしっかり反響しなかったのか、私のイメージするリバプールのゲームと比べ、しっくり来ない印象でした。試合内容も後半半ばくらいからリバプールにいつもの闘志が見られなくなり、疲労で足も止まってしまったように見えましたが、アンフィールドのようなサポートがあったら、と思わずには居られませんでした。

何はともあれ、とにかくこれでシーズンはおしまい、といいたいところですが、実はスコットランド杯という若干マイナーな大会の決勝が残っています。今週土曜日、26日に行われるのですが、中村俊輔選手が所属するセルティックと、私のコースメイトが熱烈に応援しているダンファームリン・アスレティックが対戦します。私は全く興味がないのでおそらく試合を見ることはないでしょうが・・・。


ところで、今日大学で、ついに論文のプロポーザルを書き上げました。といってもまだ最終校正をする必要がありますが、明日午後にでも提出しようと思っています。また、論文に関する主要書籍がほとんど図書館の蔵書にないということが明らかになったので、Amazonでまとめて注文しました。正直、図書館があまり使えないのなら、日本に帰国しちゃったほうがいいなぁ、と思ったりもしていますが、どうしようかな・・・。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月23日 論文準備
PMPの論文ネタでしたね。同じ論文といっても当時は5,000単語、今回は15,000単語と随分量が違うので、正直なところどうなることやらさっぱり想像が出来ません。

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posted by gouk at 07:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー
2007年05月23日

決戦前夜

イギリス時間: 5月22日 24:30

今日も今日とて大学でプロポーザルの執筆をしていました。今日はなかなか快調に筆が進み、目標としていたところまではたどり着けました。が、まだ完成には少々ロジックの整理と、取捨選択をする必要があります。

さて、タイトルのとおり、明日はいよいよアテネでのチャンピオンズリーグ決勝です。地元リバプールFCが決勝へ駒を進めたということで、大学のカフェにも決勝進出にちなんでポスターやバルーンが飾られ(FIMBAのコースダイレクターはマンチェスター・Uファンなので非常に迷惑な話でしょうが)、通りを走る車には旗が立てられていたりして少しずつ盛り上がりを見せています。

ニュースでも空港から出国するファンの様子を映していましたが、いつも笑ってしまうのは「なんで明日試合なのに今からユニフォーム来ているのか」ということで、まだ空港(それも自国の!)のカウンターなのに、このままスタジアムで応援します、みたいなカッコしたおっさんがそこらじゅうにいるわけですよ。着替えとかもっていかないのかと思いきや、しっかり荷物は持ってるようですし・・・気持ちは分からないでもないですが、私だったらしないだろうなぁ、と。

今から楽しみな決勝戦ですが、おそらく自宅での観戦になると思います。というのは、市内のパブはどこもひどく混雑して、落ち着いて試合が見られる状況にないのが確実だからです。一度準決勝を外で見ましたが、雰囲気はなかなか良いのですが、あまりの混雑ぶりに辟易しました。決勝となるとそれはもう大変なことになるだろう、とイギリス人の友人も言っていましたし。

とりあえず試合を落ち着いて楽しんで、その後リバプールが勝ったら街に繰り出してみようかなと思います。私の予想ではACミランの勝利ですが、パレードを見てみたいというのと、やはり1年近く生活しているリバプールの盛り上がりを見たいということで、心情的にはリバプールを応援しています。

Come on Liverpool!


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月22日 人間違いもいいとこ
BBCが思い切り人を間違えて、ずぶの素人にインタビューをしてしまった、という話でした。リンク先の動画がまだ生きているようなので、興味のある方は見てみてください。笑えます。

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posted by gouk at 08:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学生活
2007年05月22日

引越

イギリス時間: 5月21日 25:00

今日は平日ということで、朝から大学で作業をしていたのですが、イギリス人のコースメイトと会ったので一緒にランチをとり、近況などを話していました。彼の自宅にはネット接続環境がないため、平日はほとんど大学で作業をしているのですが、それが日課になってしまったせいか「休みで人が少ないから大学に来るといつもの顔ぶればかり見るだろ?そうするとなんか、職場に出勤してきたような錯覚に陥るんだよなぁ」なんて言っていました。ちなみに私はそんなこと微塵も感じたことがないんですけど。

そんな彼と話していた近況報告は、主にみんなプレイスメントがどうだとか論文のテーマがどうだとか、課題の返却がどうだったとか、そんな話でした。まあ、今はみんなの興味がそこにある状況ですから、これしか話すことがないという面もありますね。

午後は今日で退去する友人の部屋に行きました。実は私の今の家の契約が6月末で切れてしまうので、その後9月まで滞在できるところを探していたのですが、この友人が9月の初旬まで契約の残っている部屋を又貸ししてくれることになり、色々と説明を受けに行って来たというわけです。ちなみにこの部屋はかなり豪華で住みやすいところなので、早ければ今週末から来週早々にかけて引っ越してしまおうと思っています。

ところで、金曜日提出の論文プロポーザルについてですが、進みがいまひとつです。情報が頭の中で整理できてないのか、あるいはテーマの絞込みが甘いのか、その辺もあまりはっきりしていませんが、書くと論文の目的があいまいになってしまうんですね。また明日学校でしっかりと考えたいと思います。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月21日 日焼け三昧
日焼けといえば、欧州の人たちは少しでも日光が出ると嬉々として公園などで寝そべって日光浴を楽しんでいます。以前ドイツに出張で行った時、ホテルのそばの公園がさながらヌーディストビーチのような状況になっており、目を疑ったことを思い出しました。

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posted by gouk at 09:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学生活
2007年05月21日

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イギリス時間: 5月20日 24:00

Windows Updateの問題に対する回避策を前職の上司から教えてもらったのですが、対処して2日目の今日、またネット接続が出来なくなりました。色々試してみたところ、DNSに接続できないだけのような感じで、ためしにIPアドレス直接打ち込んでみたらFirefoxではアクセスができました。でもIE6ではダメ。また、メールは取れますがFTPはダメ、SkypeはできますがWindows Live Messengerはダメと、ネットワークに弱い私にはなんだか良くわからない状態になってます。

というわけで、また新しい更新はアンインストールして、とりあえず様子を見ることにしました。ネットが繋がらないとオンラインのジャーナルなんかが読めないので、全然作業が進まないんですよね。困りますなぁ・・・。

ところで、今日インターネットでJリーグの結果などを追っていたら、ついにtotoBIGの当選者が出たとのニュースを見つけました。なんと7口も同時に当選者が出たとのことで、1等賞金は5億6313万2913円だそうです。そしてこの金額には所得税はかからないとのこと、人生変わっちゃいますねぇ。知り合いで誰か当たってないだろうか・・・。

今回はこの繰越金による高収入を期待して、実にたくさんのくじが売れたようです。過去最高の61億の売上ということですが、果たして繰越金がなくなった次回分はどうなるんでしょうか。また、今回サッカーに興味のない人も多く買ったと思いますが、少しでも試合を見てくれてたら嬉しいですね。

サッカーくじといえばこちらイギリスでは非常に盛んです。方式は日本のとは違いもっと細かいことまで何でも賭け事にしてしまっています。例えば先日のFAカップ決勝、マンチェスター・ユナイテッド v チェルシーの試合では、

・最終スコアは何か
・先制ゴールを決めるのは誰か
・最初にイエローカードをもらう選手は誰か
・退席処分になる監督は誰か

という試合に関係のあるものから、

・(チェルシーオーナーの)アブラモビッチ氏は会場に姿を現すか
・(前チェルシー監督の)フリット氏が突然ピッチに現れるか

などというどうでも良さそうなものまで、かなり多くの項目について賭けることが出来るようでした。それが新聞で取り上げられていたので、私も試合を見ながら「誰が最初にイエローカードをもらうか」、「アブラモビッチ氏はスタンドに居るか」なんていうことを気にしてしまいました。ある意味、イベントに興味を持たせるという意味で面白いかもしれませんが、日本のtotoの仕組みではちょっと難しいですね。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月20日 JRの事故対策
イギリスの鉄道環境を考えると、JRの素晴らしさ(混雑以外)が身に染みてありがたく感じます・・・。

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2007年05月20日

何もなし

イギリス時間: 5月19日 25:30

びっくりするほど書くことのない一日でした。

したことといえばパブでFAカップの決勝を観戦したことだけ。あとは食料の買い出しをし、続いて掃除や選択をし、帰宅して考え事をしていました。

どんな考え事をしていたのかでも書こうと思ったのですが、どうにも頭の中がまとまらないのでなんとも書きようがありません。まあ、たまにはこういう日があるのかなと思って、今日はホントに内容がないままブログのエントリを終わりにします。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月19日 準備コース7週目終了
偶然かどうか分かりませんが、この頃は準備コースの論文のプロポーザルについて書いていました。今、こちらで修士論文のプロポーザルを書くにあたり、当時習ったことを復習しながら情報をまとめています。色々役立ってます、準備コース。

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posted by gouk at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学生活
2007年05月19日

帰国ラッシュ

イギリス時間: 25:00

今日は日中、論文のプロポーザルについて本を読んだりしていました。1000単語で参考文献リストまで含めなければならないということで、正直なところほとんど濃い内容は書けなさそうだなと感じていますが、それでも一応評価が下されるものなのでしっかりやらなきゃいけません。

さて、掲題の通り、このところ帰国者がまた増えてきています。昨日に続き、今日も送別会に参加してきました。

昨日送別ディナーをしたのはスイス人のコースメイトで、彼は南アフリカでプレイスメントを行うことになっています。フットボールと開発についての論文を、政府のリサーチの一環として書く予定だとのことで、以前からチャリティや社会貢献の見地でのフットボールに興味を持っていた彼にとっては、実にフィットするプレイスメント先のようです。

そして今日送り出したのはオーストリア人のコースメイトで、6月〜7月にドイツのフットボールクラブでプレイスメントを行う予定です。彼はマーケティングに強い人間で、プレイスメント先でもアフィニティマーケティングを中心としたクラブのマーケティングに関わるようです。非ネイティブスピーカーとしてはおそらく最も優秀で、英語力もパーフェクトな人材なので、個人的には非常に成功するだろうと見ています。

これで留学生はかなり数が減ってしまいました。6月初旬までにまた3〜4人は帰国するようなので、夏をこちらでずっとすごすのはおそらく5人程度しかいないのではないかと思います。私も帰国する機会を伺ってはいるのですが、プレイスメントが決まらない以上はあまり予定も組めず、さらにチケットの入手が日本の夏休みと重なることもあってか非常に困難だと言う話なので、もしかしたら少しも一時帰国できないかもしれません。一度帰りたかったんですけどねぇ・・・。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月18日 チャンピオンズリーグ決勝
今年もあと5日でチャンピオンズリーグの決勝です。リバプールが勝てばここは大騒ぎになるでしょうし、少し楽しみでもあります。

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2007年05月18日

グラスゴーより帰宅

イギリス時間: 5月17日 25:00

本日夕方、グラスゴー2泊3日の旅より戻ってきました。帰宅後は友人とのお別れディナーに出ていたため、現在はほろ酔い気分でグラスゴーの総括が書ける状況ではないのですが、一点だけ。グラスゴーで観戦したUEFAカップファイナルはものすごい好ゲームで、雰囲気も(多少空席が目立ちましたが)最高でした。ざっくり言うと、どちらのファンでもないのにあれだけ楽しめた試合というのは久々だな、というのと、実はカップ戦なり何なりの「優勝が決まる試合」というのに行ったことがなかったなという感想です。

また、メインの目的だったFIMBAの卒業生ネットワークとの接触は非常に有意義なものでした。皆さん非常にフレンドリーで、今回が初対面の方も多くいましたが、一度チラッとお会いしただけなのに顔を覚えていてくれたり、楽しいだけでなく、将来にもつながるようなお話を聞くこともできました。

イベントには日本人の卒業生の方が3人いらしていて、それぞれ違った環境で活躍されているということもあり、実に様々な観点からお話を伺うことができました。最近は少々ネガティブになりかけていたこともあり、今回のイベントはモチベーションを高めるという意味でもすごく自分にとって助けになるもので、偶然にも既に、帰宅してから色々と良いことがおきています。こういう”流れ”みたいなものってあるんでしょうか?

さらに、偶然といえばあまりにもすごい偶然がありました。グラスゴーに向かう道で、途中友人の車と合流するのにサービスエリアに立ち寄り、昼食を摂ったのですが、なんとスイスで働いていて、3月にお邪魔してお世話になった方と本当に偶然再会しました。これにはすごく驚いて、私は最初全く気づかなかったのですが、先方に気づいていただいて、しばし近況などお話を伺うことができました。前回スイスでのお話同様、実に有用なアドバイスをいただいて、またさらに借りが増えたという感じです。

こういうこともあり、グラスゴーの旅はすごくポジティブなものでした。飲みすぎて朝が辛かったのは事実ですが、それでもやはりああいう場に参加できたことが、将来にも繋がれば大きな財産になるでしょうし、少々金銭的な負担は大きかったものの、それに見合う価値がすぐに出てくると思っています。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月17日 小さいもの再び
私が持ってきたノートPCはVAIOのType Tという、所謂モバイルノートPCというカテゴリのものですが、この選択は正解だったなと思っています。ただ、やはり長時間のエッセイライティングなどをやるには画面が小さすぎるということもあり、大学のPC(デスクトップ)を利用することもありますが、それ以外のことはたいていこれで十分という感じです。持ち運びがしやすいというのは、グループワークが多くあるMBAのプログラムでは一つの利点だったと思います。

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2007年05月15日

提出!

イギリス時間: 5月14日 24:30

タイトルの通り、本日18時頃無事提出しました。いやぁ、長く苦しめられたエッセイでした。何せ質問の意味が良くわからず、要求されている内容がわからないんですから。で、先日のエントリの通り、教授に質問メール投げたら余計ややこしいのが来て、前書いた文を消す羽目になったりしたわけでして。まあ、とにかく終わって良かったの一言です。

今日の奮闘(?)は自分がどれだけのことをどれくらいの時間で書けるかの目安になるかな、と思いました。今朝は8:30から書き始めて、11:00には2000単語超だったので、大体1000単語書くのに2時間ちょっとかかりました。インプットがあまりない状況でこの単語数はなかなか自分としてはたいしたもので、しっかりインプット(つまり関連書籍のリーディングと、情報の整理)さえ整っていれば、おそらく2時間で1500単語程度くらいはいけるのかなと思いました。朝の時点では結構焦っていたのですが、ある程度めどがつき、天気が非常に良かったこともあってお昼は友人と外で食べました。その足で街へ降りて行き、追加発注した名刺を受け取ってきました。

夕方から夜にかけてはボーっとしながら論文のアイディアを練っていましたが、途中コースメイトからチャットが入ったりしてなんやかんやで考えがまとまることもなく、グダグダとすごしてしまいました。ちなみに、チャットをした友人の一人は同じエッセイで苦しんでいましたが、今朝初めてのべ10時間程で書き上げたようです。本人も「新記録だ!これで2500単語のエッセイくらいなら一日で出来ることがわかった」とか言っていましたが、幸か不幸かこの先そういうエッセイはもうないわけで、その才能はどうにも生かせそうにありませんね。

とまぁ、これにて最後の課題らしい課題が終わりました。あとは論文のプロポーザルと、論文本体だけです。プロポーザルの提出期限は23日で、実は時間があまりありません。まだトピックの絞込みが仕掛かりなので、しっかり時間とってやらなきゃいけません。

ところで、明日はいよいよ初スコットランドです。グラスゴーまでFIMBAの卒業生の集いに参加しに行ってきます。スコットランド人の友人が「パスポート忘れんなよ!」なんて冗談を言っていたのですが、今日になってなんだか混乱してきて、ホントにスコットランドに行くのにパスポートが必要であるかのような気がしてしまい、恥を忍んでイングランド人の友人に確認しました・・・。スコットランド、ウェールズ、北アイルランドは必要なし、ただしアイルランドはおそらく必要だろう、とのこと。(アイルランドには行ったことがないそうです) サッカーのものさしで考えると、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、イングランドの4カ国は別のくくりですからねぇ、と苦しい言い訳を書いておきます・・・。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月14日 日産スタジアム
昨年は横浜FM v 浦和戦を見に行ったのでした、そういえば。ポンテがタックルを受けて倒れ、ピッチ上に担架が入った時、うしろに座ってた浦和ファンの男性がヒステリックに「誰!誰!?・・・エスクデロ?」と出てもいない選手をあてずっぽうで言っていたのが微笑ましかった記憶があります。
ちなみに、賛否両論ありそうですが、私は試合開始前のスタジアムでまったりお弁当を食べちゃったりするのが好きです。ゴール裏には行けないタイプですなぁ。

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posted by gouk at 08:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 留学生活
2007年05月14日

USBで環境持ち運び(前回の続き)

イギリス時間: 5月13日 24:15

今日はプレミアリーグ最終節ということで、午後3時から一斉に10試合が行われ、UEFAカップ出場圏内の争いと降格枠最後の一つをかけた戦いに注目が集まっていました。私は試合を見にパブに行くでもなく、自宅でエッセイ執筆を進め・・・ようと思ったのですが、あまり集中できなかった上、考えがどうにもまとまらず、ほとんど進捗無しという状況になってしまいました。残り1000ちょっとを明日一日で書き上げなければなりません。そしてどういう形で書くか、まだはっきりと決めていません。まあ、明日の提出期限は23:59なので、朝早起きしてやればおそらく問題ないでしょうが・・・。

さて、昨日ウダウダと言っていた、USBでいつも使っているソフトなどが持ち運べないか、という話についての続報です。結果から言うと、通常のUSB2.0対応メモリ(1GB)にソフトを入れて、大学のPCでSkypeやらFirefoxやら、その他スケジューラやOpenOffice(これは本来必要ありませんが)まで使うことが出来ました。以下に簡単に手順を書いておきます。

  • 基本的には”持ち運び対応”のソフトを使えば特別な設定がいりません。しかし、それではつまらないので、ある程度使い勝手の良いようにしようと思い、こちらのブログ記事(alectrope)を参考に、Pegtop PStart というアプリケーションランチャを導入しました。

    リンク先のブログでは、バージョンの違いからか少々手間をかけているのですが、私が使っているv2.09では、autorun.infの自動作成機能などもついており、かなり楽チンです。インストールして、その他アプリケーションをランチャーにドラッグ&ドロップするだけで、基本的には使用可能です。

  • USBメモリに入れるアプリケーションはこちらの「USBメモリに入れて持ち運べる便利なソフト」まとめ @Wikiと、日経PC21の特集記事を参考にしました。入れたものは、Skype、Firefox Portable、Sunbird Portable、OpenOffice Portable、Foxit Reader、ED、XnView、Devas、CaptureXP、UnplugDrive Portableです。(ソフトウェアのDLはそれぞれ上記参考リンクより探してください)

  • 一番のヒットはなんと言ってもSkypeですが、こちらは多少設定をする必要があります。設定も前述の「USBメモリに入れて持ち運べる便利なソフト」まとめ @Wikiの関連記事が詳しいので、そちらを参考にしてください。他のソフトについては基本的にポータブル対応なので、直接USBメモリに展開するだけで問題なく使用できます。

  • 隠れたヒットはUnplugDrive Portableというソフトで、これは単純に「USB機器を取り外す」というソフトです。Windowsの標準で「デバイスの停止と取り外し」というのがありますが、たまに”停止できません”なんて言われて、でもどのアプリケーションが原因なのかわからない、ということがあったりするので、必ずしも使い勝手が良いとはいえません。しかしこのUnplugDrive Portableは、停止を試みてエラーが発生したときに、どのプログラムが使用中であるために停止できないか、ということをメッセージで知らせてくれるのです。このソフトを先のランチャー、PStartの”終了時に起動するアプリケーション”に指定しておけば、USBメモリ使用後にPStartを終了すると、自動的にUSBメモリの停止処理まで行ってくれるということで、かなり便利さが増します。(またインターフェースがなかなかカッコ良いんです)

  • これだけ入れて大体260MBくらい使っています。OpenOfficeが単体で170MBくらいあるので、それを除けば100MBを切りますね。データ用の容量をどれだけ取るかという選択次第ではありますが、個人的には最低1GBのUSBメモリを用意したほうが良いと思います。もし、メーラーも入れて持ち運ぶ、というのであれば、容量は多ければ多いほど良いでしょう。

  • 最後に一点だけ、注意すべきことを。メーラーを入れる方は特に、それ以外の方でもFirefoxにパスワードを覚えさせたり、Skypeのチャットログを残しているような方は、USB紛失時のリスクが格段に大きくなります。今は指紋認証付だとか、ハードウェアで暗号化しているUSBメモリだとかも出ているようなので、そういったものでやってみるのも良いと思います。(私は実際に出来るかどうかの確認はしてません!)私も現在はノーマルのUSBメモリに入れてますが、将来的にはセキュリティのしっかりしたものに移したいなと思ってます。


そんなところで、おまえはちゃんと勉強しろ、とお叱りの言葉をいただきそうな内容ですが、一応自分のメモがてら書いてみました。最終的にはネット上のサービスとUSB持ち運びの2つを活用して、大容量USBフラッシュメモリに頼る日々がきそうです。(そういえば前職の上司はこれに近いことをやってたような・・・)


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月13日 もみあげにこだわる方へ
これ、買ってきませんでした。(当たり前)
ちなみにこちらの散髪事情ですが、私は1度だけロンドンの日本人経営の美容院でカットを、他の日本人学生はカット用のハサミセット持参で自分で切ってました。現地の理髪店などは日本の感覚で行くと痛い目にあうそうです・・・。結局勇気が出ずに、一度も行けませんでした。

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posted by gouk at 08:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 物欲
2007年05月13日

U3対応USBメモリの活用

イギリス時間: 5月12日 23:00

エッセイ執筆でめちゃくちゃ忙しい!と書くつもりだった今日の日記ですが、なぜか久々の物欲エントリになっています。

日中、図書館でそこそこ執筆を進めたのですが、帰宅してからふとPCの環境周りについて考え始めました。というのは、大学のPCは全てManaged Windows Service (リンク先はリバプール大学)というものになっていて、まあ便利は便利なんですが、何せ管理者権限がもらえないのでソフトウェアのインストールが一切出来ないわけですね。まあ、当たり前といえば当たり前かもしれませんが。

一応、いくつかアドオンでインストールできるソフトがあるのですが、どれも授業で使う可能性のあるもののみなんです。例えばSPSS(統計ソフト)だとかDreamWeaver(ウェブサイト開発)だとかいう辺りです。で、例えば私はPDF大好きっ子ちゃんなので、やたらとWordのドキュメントをPDFにしたがるところがあるのですが、PDFへの出力はなぜか大学構内のPCから、大学構外のユーザ向けに用意されたサービスを使わないといけないんです。少々ややこしい話ですが、要するに大学構内に設置されているPCには、PDF出力をするためのソフトがインストールされていないが、大学構外のユーザがリモートで大学にアクセスするために使う環境(Citrixさんです)にアクセスすると、そのソフトが使えると。いちいちPCを持ち込むのも面倒ですし、かといって大学構内の設置PCからリモート環境を・・・とか、そういうのもダルいなぁ、と思うわけです。その他、ブラウザやスカイプなど、色々よそ様の環境で使いたいものもあるので、何とかならないかなぁ、と思い、帰宅してからはエッセイそっちのけで情報収集していました。思い切り現実逃避な気がしますが・・・。

そんな折、ITMediaの記事でU3に関するものを見つけて、U3って一体どうなんだろうと思ったりもしたのですが、どうやらU3対応USBメモリがなくても、Pegtop PStartというのを使えばできるらしい(alectrope)ですね。

というわけで、今日はこれまで。後は明日のエッセイ執筆の進捗度合いに応じて、少し環境整備をしてみます。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月12日 準備コース6週目終了
BEOの準備コースは本当に有用でした。ちなみに、先方のウェブサイトで少しの間留学月次レポートなど書かせていただきましたが、つい先日無事最終回を迎えることができました。

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posted by gouk at 06:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 物欲
2007年05月12日

Updateで不調

イギリス時間: 5月11日 24:30

今日は日中、大学でエッセイの執筆をし、800単語ほど書き上げました。ところが夜になってモジュールの担当教官からメールが入り、私の書き上げた800のうち500〜600は役立たずであることが判明、また振り出しに戻るという感じで、残り3日間で2,500単語を仕上げる羽目になりました。まぁ、全ては私のスロースターターっぷりがいけないのですけど。

さて、本題ですが、今回のWindows Updateを、問題があると聞いていながらうっかりあててしまったところ、再起動後にネット接続が一切できなくなりました。おかしいなと思って再度起動しなおしたり、LANケーブルを取り替えてみたりしたのですが一向に改善されなかったので、しょうがないのでインストールしたばかりの更新プログラムを2本取り除いたら繋がるようになりました。「アップデートが終わらない」とか「メモリをプログラムが占有して動きが遅くなる」とかいう話は聞いていたのですが、この症状も今回の更新プログラムが原因だったんでしょうかね?

そんなわけで、今もアップデート未適用のままです。近々修正パッチ出るんでしょうか?


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月11日 無職でも欲しい
ゴールドライタン・・・。そして最近は無性にPSPが欲しいのです。

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2007年05月11日

食べすぎにて

イギリス時間: 5月10日 23:30

昨日は日本人コースメイトのダイの送別会で遅くまで飲みに出ており、ブログの更新を疎かにしてしまいました。そして今日はこのときの食べすぎのおかげで、1日の半分くらいを休養に充てる羽目になりました。

しかし久々に日本人だけで大いに盛り上がり、途中ちょっとしたサプライズなどもあって楽しい宴になりました。ダイは明日金曜日の早朝に帰国し、日本で2ヶ月間のプレイスメントを行う予定になっています。日本サッカー産業の入り口には立ったわけで、是非これを就職に繋げられるように頑張って欲しいところです。

さらに嬉しい知らせが本日入りました。リョウヘイも日本でのプレイスメントが決定したそうです。詳細はまだ未定とのことですが、そこでやることは間違いなさそうなので、彼にも是非頑張って欲しいと思います。自分ものんびりはしていられないなぁ、という感じですが、とりあえず現在出している3社の状況を見守って、それがダメならプレイスメント無しで論文執筆ということにしようと思っています。

しかしまずは月曜日に提出のエッセイを仕上げなければいけません。お題がやたらとややこしくて、相当に苦戦しているわけですが、明日からの3日間で一気に仕上げようと思います。これさえ終えれば後は論文のプロポーザルだけですし、頑張りどころです。

夜、このエッセイについて友人とチャットしていたのですが、いつの間にか話がクラスメイトとの別れになり、私と同じように彼も相当寂しさを感じているようでした。”まだあまり実感がないが、これからどんどんと帰国者が増えていやでも実感するようになるだろうね”などと話して凹みつつも、将来サッカー産業でみんなで成功できればこのネットワークはすごく有意義なものになるだろう、という話に少しばかりの希望を見ながら、少々感傷に浸っていたのでした。


1年前はこんなこと書いてました:
2006年05月10日 アイフルのCM、好感度1位に
消費者金融とパチンコのCMについて少々触れましたが、まだ日本では大々的にTVCMやってるんですかね?

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posted by gouk at 07:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学生活
2007年05月09日

YouTubeとTV放映権

イギリス時間: 5月8日 25:00

少々お酒が入っているのでひどい記事になる可能性がありますが、IT Mediaの記事にあった、プレミアリーグがYouTubeに訴訟を起こした、という記事に少しだけ触れます。

英プレミアリーグ、YouTubeに集団訴訟 (IT Media)

ユーザの観点からすると、正直なところYouTubeで主要な試合のハイライトが見れるというのはやたらと便利で、これはこのままなぁなぁでいってほしい、というところでしょう。が、ビジネスとしてみるとこれは当たり前ですが、大ダメージになりかねないんですね。

プレミアリーグの放映権料は国内外あわせて3年で27億ポンド(6500億円くらい)、うち海外が6億2500万ポンドといわれています。放映権料の推移を予測するのはほぼ不可能といわれており、事実前回の放映権料がピークだと見た専門家は多かったのですが、今回さらに上がっているということからその難しさが見て取れます。今回は国内の1社完全独占放送が出来なくなったり、放映試合のばらつきが少なくなったりと、入札側にはうまみが減ったといわれているにもかかわらず、参入障壁が下がり、競争が激しくなったことが結果的に価格の高騰を招いたといわれています。

その予測が難しいといわれている放映権でも、多くの意見を占めるのは「海外の放映権料についてはまだ上昇の余地がある」というものです。プレミアリーグはエリアごとに1社、独占的な放映権販売をしており、実に日本を除く他の国では前回よりも大幅に放映権料が高騰しています。(Deloitteの資料より:日本は15%近いダウン) 今後プレミアリーグが海外への放映権販売に力を入れることは間違いないでしょうし、成功のためには購入者、つまり海外のTV局の利益を守らないといけません。「独占的に放映できる」という点が商品の最も優れた特徴であり、それがなくなると価値が大幅に下がるのは明らかだからですね。

こういった観点からすると、YouTubeは非常に厄介です。ユーザが勝手にアップロードした試合のハイライトが、大きなゲームではそれこそ試合後数分の間に世間に見られています。プレミアリーグはライブ、ニアライブ、ディレイ、ハイライトなど、試合の放映時間と内容を細かく制限しています。それが手軽にアップロードできる環境によって壊される恐れがあるわけです。特に海外の時差がある国々においては、ライブよりもニアライブの方が潜在顧客が多い可能性もあり、それをYouTubeで代替できるということになれば、放映権購入者のダメージは計り知れません。

しかし、私個人としては、YouTubeでハイライトを見るユーザと、TVで見るユーザというのはある種の棲み分けが出来ているのでは、とも思っています。個人的に、あの小さな画面と低い解像度で見るのは「スポーツを楽しむ」というレベルではなく、あくまで過去のハイライトだったり、放映されにくいマイナーなゲームだったり、そして今住んでいる地域では見られないゲーム(私の場合はJリーグですが)だったり、というところに需要があるのかなと思っています。そういった意味で、サッカーに関心の薄い顧客の掘り起こし、およびライトファン層の拡大という点で、良いPRになっているという部分もあるのではないかと考えています。(余談ですが、ハイライト番組を作っているTV局各社は、過去の番組をネットで有料配信することを検討すべきと思っています)

ただし、現実的には放映権購入者がどう考えるかという点を考慮しなければならず、さらに違法であることに疑いはないわけですから、こうしたアクションも出てくるでしょう。プレミアリーグには、TV一辺倒のビジネスモデルからの脱却など、もう少し柔軟な対応をしてもらいたいと思う部分もありますが、何せビジネスの規模がTVとネットでは違いすぎて今のところは考慮もされないでしょう。

個人的にはUEFAがやっているような、オンラインでのPPV配信を少し進めてみては、と考えますが、そうなると収入が不確実であったり、インフラの問題など課題は様々でしょうから、すぐにその方向に動き出すとは到底思えません。インターネット放送というジャンルでしっかりとお金を出す企業が現れた時、初めてプレミアリーグが新しい方向へビジネスモデルをシフトしていくのかな、とそんな風に考えています。

ちなみに、私が最大の問題だと思っているのはYouTubeなどではなく、中国や西アジアのTV放送をライブでインターネット受信できる違法ソフトウェアの方だと思います。私のコースメイトでも愛用者がいるようですが、あれはリーグやクラブにとって全く利益のない、単純な違法行為です。取り締まりは相当難しいでしょうが、なんらかのアクションを取るべきでしょう。


1年前はこんなことを書いてました:
2006年05月08日 復帰初日
ここしばらく、飲み会やサッカーの疲れ(?)からぐうたら生活が続いているので、そろそろペースを戻さないといけません。

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posted by gouk at 09:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー