2006年09月03日

忘れかけていた準備コース総括C

準備コースの成績も出たので、最後にかなり主観的な総括をしたいと思います。

最終成績は満足のいくものでした。英語と論文の双方で目標のスコアが取れたというのは、留学するに当たって自信になりましたし、5ヶ月間はかなり自分にプレッシャーをかけて勉強していましたので、それが報われたという安堵感もありました。

キツかった、と一言で言ってしまえばそれまでなのですが、特に最初の3〜4週間の”右も左も分からない”状態は体調も精神面も最悪でした。私は疲れやストレスからすぐに口内炎が出来る体質なのですが、毎日ビタミン剤を飲んでいるにも関わらず、口内炎が5つ同時に出来てしまいました。さらには睡眠時間もあまり取れず、1月から3月までぐうたらしていたツケが回ってきたような感じです。

まず苦戦したのは”英語で考えること”と”時間を有効に利用すること”の2点です。ノートにしろエッセイにしろ、コースが始まる前までは日本語でやっていたことです。それを英語で可能な限りやるということで、かなり苦労しました。最初の頃のノートなどは今見返しても意味が全然分からなかったりします。結局、マインドマップの活用と、ノートテイキングの授業で習ったテクニックの実践で、前期の中盤からは随分余裕を持ってやることができるようになりました。特に最後の論文などは、アウトラインから多くの部分を英語で考えて組み立てられましたし、授業で習う内容をしっかり反復練習していくことで、”英語で考える”点についてはかなり成長できたと思います。

もう一つの時間の有効活用については、以前のエントリでも書いたとおり、授業が終わってからの時間の使い方が非常に重要になるということです。私の場合は通学時間が片道1.5時間弱とかなり長かったので、最初はリーディングをそこでやれば良いと楽観していましたが、実際にはリーディングとノートテイキングが1セットになっているので電車の中では出来るはずもなく、寝る前の時間とか週末とかをいかに使うかが肝でした。ここでの解決策は、時間割を作ること、プライベートの時間にそれぞれ”何をする時間か”というラベルをつけること、自分が集中できる時間帯と場所を探すこと、の3点でした。振り返ってみると、序盤は学校のコンピュータルーム、終盤は自宅で自習やリーディングの時間を使うことが多かったように思えます。

準備コースの後半はある程度ルーチン化して出来るようになったことと、新しいことを区別しながら進めることができたことで、睡眠時間も増え、1つの課題に割く時間も相当削減することができました。例えば、エッセイを書く際、最初の頃は単語や言い回しをいかに工夫するかと言うことで、授業でもらったハンドアウトとにらめっこしながら書き進めるという、時間ばかりかかるやり方をしていましたが、後半はある程度自分のスタイルを作って、必要に応じてアレンジしていくような形になりました。リーディングに関しても、いくつかのやり方をハンドアウトの中から試していって自分にあったものを見つけ出し、実践していきました。

さらに、授業外でも先生方の経験談や、留学経験のあるスタッフの方々の体験談が結構有用でした。留学のための準備というものを、勉強だけの側面から見るのではなく、実際の土地、学校、人、といった面で知ることができ、イメージをより立体的に捉えることができたように思います。特に、私はリバプールという街について、イングランドサッカーについて、そして色々なトラブルについてお話を聞くことができて非常に楽しかったです。(トラブルを楽しんでるのも申し訳ないのですが・・・)

とまぁ、実際にコースをやっている時を思い返すと、こんな感じの総括になります。一方、終わってからの感想という点では、大きな喪失感があります。キツかったけど楽しかったコースでしたから。

後はこれがどう本番に生きるか、ですね。

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posted by gouk at 15:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | PMP@BEO総括
2006年08月18日

準備コース総括B

今日は準備コースでの評価についてお話します。

準備コースはTerm 1とTerm 2の2期に分かれていて、それぞれ期末にペーパー試験があります。また、コースの中で提出課題があり、それも採点されて最終成績に含まれます。

Term 1の課題は以下のとおりです。
・ 800単語のエッセイ(ビジネストピック)
・ 15分のプレゼンテーション(ビジネストピック)
・ 1,500単語のエッセイ(上記プレゼンテーションの内容)
・ リスニング+ノートテイキング
・ 論文ポスタープレゼンテーション
・ 1,000単語の論文プロポーザル
・ ペーパーテスト(リーディング/リスニング/ライティング/ボキャブラリ)

Term 2は論文がメインになるので、課題は多少楽になりまし多少減りました。(といっても論文がかなり重たいので、負担としては大きくなっていたような気がします)
・ 15分のプレゼンテーション(ビジネストピック)
・ 2,000単語のエッセイ(上記プレゼンテーションの内容)
・ 論文ポスタープレゼンテーション
・ 5,000単語の論文
・ ペーパーテスト(リーディング/リスニング/ライティング)

このほかに、評価がされない日常的なホームワークも随分出るので、毎日何かをこなしてるような感じでした。エッセイがあろうがプレゼンがあろうが、毎日の課題量はあまり変わらないので、私の場合は週末を使って集中的にエッセイの攻略をしてました。

このエントリを書きながら、最初の大きな提出課題だった800単語のエッセイを見直してみたんですが、これがひどい。(笑
論文も今見てみるとケアレスミスが残っていましたが、それにしても最初から比べるとすごい進歩だなぁ、と思います。何より、執筆に費やす時間が桁違いに短くなりました。実際にイギリスの大学院での課題は3,000単語〜5,000単語のエッセイが出されることが多いようなので、この経験が役に立てばと思います。

ちょっと話がそれましたが、これらの課題にはそれぞれ重み付けがされて、イギリスの大学連盟に送られる最終成績に反映されます。例えばTerm 1のペーパー試験よりTerm 2のもののほうが反映比率が高い、というような感じです。そしてその結果次第で、大学への入学受け入れに繋がります。(私の場合は大学からのオファーが”成績関係なしにPMP終えなさい”だったので、FailになってさえいなければOKです)

なお、Term 2の最終成績はまだ出ていません。25日頃出るという話なので、今は待ちの状態です。今までは成績が割とすぐに分かっていたので、今回のように待たされるとちょっと緊張しますね。

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posted by gouk at 00:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | PMP@BEO総括
2006年08月17日

準備コース総括A

今日はコースの内容編ということで、どんなコースがあったかを少し細かく見ていきます。

クラスは大きくわけて4種類の講義がありました。

1. 英語に関する科目
2. 論文作成に関する科目
3. 大学院での専攻に関する科目
4. その他

1つ目のカテゴリには、プレゼンテーション、アカデミックリーディング、アカデミックライティング、リスニング+ノートテイキング、試験対策(Exam Skills)というようなクラスが入ります。ここでは基本的な講義から、実践的なトレーニングまでを行うことになります。英語に関する科目といっても、他の科目も英語で行われるため、これらのクラスで学ぶことを応用していくことが、他の科目でも要求されます。たとえば、リーディングのクラスで習う英文読解のテクニックが、他の科目の課題で出た30〜50pの予習に活きる、というようなことです。

2つ目のカテゴリには、リサーチメソッド、ディザテーションライティングが入ります。プレゼンテーションやリーディング、もちろん基本的なライティングも、論文作成と発表のための内容を含んでいるので、1つ目のカテゴリとも密接に繋がっています。前期は基本的な内容を、後期は論文作成にかなり特化した内容をカバーしています。

3つ目は専攻科目ということで、週4時間、私が参加していたクラスはビジネス関連のトピックを、ビジネス書をベースに勉強していました。毎回クラスの前に英語のビジネス書を30〜50ページ読んでいかなければならず、かつクラスでは積極的な発言を要求されるということもあって、有用ですがストレスも相当あったクラスでした。特に論文が佳境になった後期の終盤は、このクラスさえなければ、と思ったりもしたものです。

最後はその他、ということですが、これはイギリスの文化や留学生活で必要な情報ということで、他のクラスとは違って少々ゆるい感じのものでした。イギリスの大学の典型的な仕組み(入学から卒業まで)や、その活用の仕方などについて学びました。

各クラスから課題が実に頻繁に出ました。大きなものではエッセイが800単語、1,000単語、1,500単語、2,000単語と4本、論文が5,000単語を1本となっており、かつ、プレゼンが5回、その他小さな提出課題(1ページくらいのライティングなど)が20本程度出たと思います。ただし、すべてのクラスが色々な側面で結びついていて、あまり単発的な宿題をやらされている、という感じはありませんでした。最初の頃は書くのも読むのも遅いので、相当に苦労したことを覚えています。

明日は成績とか論文とか、そういった部分について書こうと思います。

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posted by gouk at 12:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | PMP@BEO総括
2006年08月16日

準備コース総括@

何回かに分けて準備コースの感想なんかを書いてみようと思います。今回は基本情報的なお話なので、過去のエントリとかぶる部分も多いような気がしますが、ご承知おきください。

まず、コースの概要ですが、私が5ヶ月にもわたりお世話になったのはブリティッシュ・エデュケーション・オフィスというところの大学院進学準備コース(PMP)というものです。受講したのは短期集中コースで、期間は3月末から8月半ばまでの約5ヶ月、他の英国の大学院に進学を希望する人たちと一緒に、週5日の集中的な英語教育を受講しました。

このコースは英国大学連盟(Northern Consortium UK:NCUK)というところが提供しているコースの日本版です。NCUKに加盟している大学(リバプール大学もそのひとつです)には、本コースを修了後、成績に応じて希望校に進学できるというメリットがあります。大学進学保証、なんて謳われていますが、色々と手順や条件が複雑なので、資料だけじゃなくてカウンセラーの方のお話を聞いたほうが良いと思います。

私たちのコースは、最初20名の学生がいました。10名がソーシャルサイエンスクラスと呼ばれる、言語学や通訳、平和学などといったコースへの進学希望者で、残りの10名はマネジメントクラスと呼ばれる、MBAや国際ビジネスコースへ進学する予定の学生でした。クラス間の違いはサブジェクトモジュールと呼ばれる、週4時間の専門クラスの内容で、マネジメントはビジネス関連のトピックを継続的に扱ったのに対し、ソーシャルサイエンスでは実に多様なトピックが出ていたようです。

20名の学生のうち1名は個人的な事情で途中退学、もう1名はNCUK非加盟の大学のオファーを受け、イギリスでのプレセッショナルに参加するため、途中で渡英しました。毎日朝から夕方まで授業を受講し、放課後や週末にも膨大な量の宿題をこなすという、かなりハードなコースなのですが、実にこうした事情のある2名以外の18名が最後までやり遂げ、論文を提出しました。これは、学生自身のモチベーションも去ることながら、講師陣のサポートも素晴らしかったからだと思います。実際、この点については特に強調したいのですが、講師陣は本当に素晴らしいです。経験ある先生も多く、先生方の連携も良く取れていて、学生の問題解決に当たる点などは実に心強いものでした。

明日はクラスの内容について簡単にまとめようと思います。

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posted by gouk at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(1) | PMP@BEO総括