今日はちょっと趣向を変えて、というか、単に今私が働いている会社で求人をしているので、本ブログ読者の方でご興味があればと思いご紹介させていただきます。
弊社はジュニア指導者として有名なトム・バイヤーが2008年に立ち上げたばかりの、少年サッカーに関する様々なサービスを提供しているベンチャー企業です。秋口からの事業拡大につき、トム・バイヤーのアシスタントを募集しております。是非ご興味がある方はご連絡ください。
【 募集職種 】
◆ トム・バイヤー アシスタント 正社員 1名
(学歴不問、30歳くらいまで 経験必須)
トム・バイヤーのアシスタント業務(広報、イベント企画/対応他)、
および機会に応じてイベントやスクールで 子供たちに対して
サッカー指導のアシスタント業務を行っていただきます。
・社外との窓口業務や資料作成なども行っていただきます。
・英語でのコミュニケーション能力が必須です。(ビジネスレベル)
・2年以上の社会人経験がある方は歓迎します。
・基本的にはコーチ経験必須ですが、プレーヤーとしての経験があり、
且つジュニア指導への強いモチベーションがある方は歓迎致します。
(必要なトレーニングは弊社が提供します)
・子供たちを相手にする仕事ですので、明るく前向きで、社内外の
コミュニケーションを円滑に取れる方を募集しています。
【 待遇 】
・給与、勤務時間などの詳細については応募者の方の現況や経験をふまえ、
相談の上決定します。
・勤務地は東京渋谷区ですが、日本全国への出張があります。
・イベントの際は週末に出勤していただくことがあります。(代休取得可)
【その他】
トム・バイヤーとは:
アメリカ、日本で選手としてのキャリアを経てU-12のコーチに転身。過去15年間に
わたって日本中を回り、北海道から沖縄まで延べ2,000ヶ所以上、50万人を越える
子供たち、保護者、そしてコーチへサッカーの技術指導をするなど、国内でも
随一の実績を持つ。1993年には世界的に評価の高いサッカーテクニック指導方法
「クーバー・コーチング」を日本に紹介し、同プログラム展開の中心人物として、
2006年に退職するまでに全国60以上のスクールで約12,000人もの子供達が参加する
規模へと発展させた。また、10年間にわたりTVや雑誌などでも活躍中。
【 応募方法 】
まずはメールでご連絡ください。(timebokanweb@hotmail.com)
ご連絡いただいた後、弊社の会社概要などを簡単にご説明いたします。
また、応募に必要な資料などについてもご連絡を差し上げます。
【 その他 】
弊社のような立ち上がったばかりのベンチャー企業で経験を積むのはなかなか面白い
経験だと思います。また、将来的にコーチ志望の方にとっては、U-12指導者の第一
人者の一人でもあるトム・バイヤーと一緒に仕事をすることは大きなプラスになる
のではないかと思いますので、皆様からのご連絡をお待ちしています。
2008年06月25日
2008年05月19日
ファンのアイデンティティ
浦和とG大阪の騒動については、双方から謝罪文が出て、まずは表向き一段落したというところのようですね。後は実際の処分だとか、浦和側の謝罪文にあるような運営上の問題点の解決、リーグとしての安全方針/基準の提示など、色々と進めるべきことが進んで行けば良いと思います。
一番難しいのはサポーター間の感情の面だと思いますが、これはどうなりますか。
さて、今日は先ほどまでNHKスペシャルを見ていました。
今回のタイトルは「沸騰都市」、開放政策で海外からの資本、移民を受け入れているロンドンにフォーカスをあてた内容で、その中でサッカーのプレミアリーグについても言及がありました。
海外資本と選手の流入で世界でもトップクラスの人気を誇り、そして裕福なリーグになったプレミアリーグを、ロンドンの開放政策の比喩のような形で紹介していました。少々疑問が残る点もありました(チェルシーの投資対効果の理解とか)が、一つ面白い点がありました。それは、ロシアの実業家がチェルシーを応援していたのが、どうもチェルシーがロシア人オーナー(アブラモビッチ氏)のクラブだから、という理由のようだった、ということです。
もしクラブのオーナーシップが外国人にとって変わられ、そのクラブが移民のアイデンティティの源になっているのだとしたら、非常に面白いシチュエーションだと思います。
ちなみに、労働者階級のサポーターがPriced Outされた、ということもしっかり報道していましたが、個人的にこの点は外資流入云々の前に、プレミアリーグ設立(1992)からの断続的なスポーツのビジネス化の影響だと考えています。ですので外資の流入は、ビジネスとして大きくなったプレミアリーグに現れた非常に新しいトレンドだと思います。Priced Outの件については、私が以前このブログでご紹介した Football Confidential という1999年に発行された本にも、既に指摘されています。
一番難しいのはサポーター間の感情の面だと思いますが、これはどうなりますか。
さて、今日は先ほどまでNHKスペシャルを見ていました。
今回のタイトルは「沸騰都市」、開放政策で海外からの資本、移民を受け入れているロンドンにフォーカスをあてた内容で、その中でサッカーのプレミアリーグについても言及がありました。
海外資本と選手の流入で世界でもトップクラスの人気を誇り、そして裕福なリーグになったプレミアリーグを、ロンドンの開放政策の比喩のような形で紹介していました。少々疑問が残る点もありました(チェルシーの投資対効果の理解とか)が、一つ面白い点がありました。それは、ロシアの実業家がチェルシーを応援していたのが、どうもチェルシーがロシア人オーナー(アブラモビッチ氏)のクラブだから、という理由のようだった、ということです。
もしクラブのオーナーシップが外国人にとって変わられ、そのクラブが移民のアイデンティティの源になっているのだとしたら、非常に面白いシチュエーションだと思います。
ちなみに、労働者階級のサポーターがPriced Outされた、ということもしっかり報道していましたが、個人的にこの点は外資流入云々の前に、プレミアリーグ設立(1992)からの断続的なスポーツのビジネス化の影響だと考えています。ですので外資の流入は、ビジネスとして大きくなったプレミアリーグに現れた非常に新しいトレンドだと思います。Priced Outの件については、私が以前このブログでご紹介した Football Confidential という1999年に発行された本にも、既に指摘されています。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2008年05月18日
警備の問題
久々の更新でこんなニュースを取り上げるのもどうかというところはあるんですけど。
<J1サポーター>物投げあい、浦和側がガンバ側を缶詰めに (Yahoo!ニュース)
テレビやネット、新聞での情報だけをたよりに状況を見ているので、何が原因でどうなった、という所に関しては何を信じるかによってだいぶ見え方が変わってきてしまいますが、私は警備が一番気になりました。
どうしてもこの手の話は、自分が勉強していたこともあり、昔スタジアムが暴徒の集会所と化していたイングランドと比べてしまいます。
イングランドは今やピッチと観客席の距離も近く、アウェイサポーターとホームサポーターとの間隔もそれほど遠くありませんが、大きな問題が起きることも非常に限られています。が、その裏では警備が徹底されているという前提があるわけです。
一般警備会社の警備員(サッカーの試合に特化してトレーニングを受けています)に加え、警察官(クラブが費用を支払います)も動員されています。ゲームの種類(カード、重要性他)を考慮して人数や配置が決められており、スタジアム内の無数の防犯カメラもセキュリティブースで監視されています。
ゲームによってはホームサポーター席とアウェイサポーター席の間の空席部分を調整することもありますし、本来の規定以上の警備員を配備することもあります。また、挑発が目に余る人物はかなり早い段階で口頭の注意がされ、その後はだいたい1〜2名の警備員がその問題の人物に近い位置で監視をします。それでも問題を起こすようであれば、強制的にスタジアムから連れ出され、少なくともその試合での再入場はできません。おそらくものの投げ込みなどがあった場合には、即退場ということになるでしょう。
また、観客席からピッチへのものの投げ込みなどがあり、選手が被害を受けた場合などには、カメラで徹底的に問題人物の特定がなされます。人種差別チャントのような”声”が問題になる場合はカメラは役に立ちませんが、ものの投げ込みなどは後日処分が決まることもあるようです。
と、何が言いたいのかを簡単にまとめると、結局クラブと警備会社の危機管理はどうなっていたのかが問題だ、ということです。浦和は6万人を超える観客を動員するJリーグ唯一のクラブで、観客の誘導/管理(Crowd Control)は他のクラブと比べても格段に難しいはずです。イングランドのように徹底した環境整備を行い(それでも問題が起きる時は起きてしまいますが・・・)、その上でサポーターの善意やモラルに期待すべきではないかと思います。もちろん、施設が自前でないことなどの難しさはあるでしょうけれど。
あとはそのサポーターの善意やモラルという点。これをまたイングランドと比べるのはナンセンスかもしれませんが、私が感じている1つの異なる点は、イングランドのサポーターは敗戦の鬱憤を「クラブや選手のふがいなさ」として捉え、敗戦によって受ける屈辱(相手サポーターからの罵声やからかうようなチャント)は甘んじて受けているということです。ゲーム中の歌による挑発の仕合いはある種ゲームの一部であり、そこから直接的なものの投げ合いや暴力に発展することは非常にまれです(そもそもそうなれば上述のようにセキュリティに連れ出されます)。
ところで、新聞などによると、浦和の社長からはガンバ大阪の選手の行動(=勝利に喜んだこと)がそもそもの問題だというような発言があったようです。個人的にはあのような騒動があった直後に原因を特定するのは非常に難しいでしょうし、クラブのトップが原因の断定をするようなことはさけるべきだとは思います。今後の当事者に対する双方のクラブの処分の仕方でまた色々見えてくるのでしょうか。
個人的には、クラブのトップには今後の警備体制の強化についてもしっかり考えていただいて、今回の騒動がJリーグの試合のCrowd Controlの転機になることを期待したいと思います。
<J1サポーター>物投げあい、浦和側がガンバ側を缶詰めに (Yahoo!ニュース)
テレビやネット、新聞での情報だけをたよりに状況を見ているので、何が原因でどうなった、という所に関しては何を信じるかによってだいぶ見え方が変わってきてしまいますが、私は警備が一番気になりました。
どうしてもこの手の話は、自分が勉強していたこともあり、昔スタジアムが暴徒の集会所と化していたイングランドと比べてしまいます。
イングランドは今やピッチと観客席の距離も近く、アウェイサポーターとホームサポーターとの間隔もそれほど遠くありませんが、大きな問題が起きることも非常に限られています。が、その裏では警備が徹底されているという前提があるわけです。
一般警備会社の警備員(サッカーの試合に特化してトレーニングを受けています)に加え、警察官(クラブが費用を支払います)も動員されています。ゲームの種類(カード、重要性他)を考慮して人数や配置が決められており、スタジアム内の無数の防犯カメラもセキュリティブースで監視されています。
ゲームによってはホームサポーター席とアウェイサポーター席の間の空席部分を調整することもありますし、本来の規定以上の警備員を配備することもあります。また、挑発が目に余る人物はかなり早い段階で口頭の注意がされ、その後はだいたい1〜2名の警備員がその問題の人物に近い位置で監視をします。それでも問題を起こすようであれば、強制的にスタジアムから連れ出され、少なくともその試合での再入場はできません。おそらくものの投げ込みなどがあった場合には、即退場ということになるでしょう。
また、観客席からピッチへのものの投げ込みなどがあり、選手が被害を受けた場合などには、カメラで徹底的に問題人物の特定がなされます。人種差別チャントのような”声”が問題になる場合はカメラは役に立ちませんが、ものの投げ込みなどは後日処分が決まることもあるようです。
と、何が言いたいのかを簡単にまとめると、結局クラブと警備会社の危機管理はどうなっていたのかが問題だ、ということです。浦和は6万人を超える観客を動員するJリーグ唯一のクラブで、観客の誘導/管理(Crowd Control)は他のクラブと比べても格段に難しいはずです。イングランドのように徹底した環境整備を行い(それでも問題が起きる時は起きてしまいますが・・・)、その上でサポーターの善意やモラルに期待すべきではないかと思います。もちろん、施設が自前でないことなどの難しさはあるでしょうけれど。
あとはそのサポーターの善意やモラルという点。これをまたイングランドと比べるのはナンセンスかもしれませんが、私が感じている1つの異なる点は、イングランドのサポーターは敗戦の鬱憤を「クラブや選手のふがいなさ」として捉え、敗戦によって受ける屈辱(相手サポーターからの罵声やからかうようなチャント)は甘んじて受けているということです。ゲーム中の歌による挑発の仕合いはある種ゲームの一部であり、そこから直接的なものの投げ合いや暴力に発展することは非常にまれです(そもそもそうなれば上述のようにセキュリティに連れ出されます)。
ところで、新聞などによると、浦和の社長からはガンバ大阪の選手の行動(=勝利に喜んだこと)がそもそもの問題だというような発言があったようです。個人的にはあのような騒動があった直後に原因を特定するのは非常に難しいでしょうし、クラブのトップが原因の断定をするようなことはさけるべきだとは思います。今後の当事者に対する双方のクラブの処分の仕方でまた色々見えてくるのでしょうか。
個人的には、クラブのトップには今後の警備体制の強化についてもしっかり考えていただいて、今回の騒動がJリーグの試合のCrowd Controlの転機になることを期待したいと思います。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2008年03月09日
Jリーグ開幕
この週末からついにJリーグが開幕しました。地上波で放送されていた、横浜vs浦和と川崎vs東京Vを見ましたが、試合内容よりも観客の多さに驚きました。
以下、某掲示板の書き込みからコピペします。
03/08 13:00 △ G大阪 0−0 千 葉 △ 万 博 18,093人/20,982人 86.2% 晴 11.1℃
03/08 14:00 △ F東京..1−1 神 戸 △ 味の素 24,390人/48,521人 50.3% 晴 12.3℃
03/08 14:00 ○ 横 浜 1−0 浦 和 ● 日産ス . 61,246人/64,899人 94.4% 晴 11.9℃
03/08 14:00 △ 名古屋1−1 京 都 △ 豊 田 26,102人/35,617人 73.3% 晴 13.3℃
03/08 15:00 ● 清 水 1−2 大 分 ○ 日本平 19,054人/20,318人 93.8% 晴 12.0℃
03/08 16:00 ○ 鹿 島 4−0 札 幌 ● 鹿 島 28,152人/39,684人 71.0% 晴 10.4℃
03/09 14:00 ○ 柏 2−0 磐 田 ● 日立柏 11,210人/13,462人 83.3% 曇 15.1℃
03/09 14:00 △ 川 崎 1−1 東京V △ 等々力 21,020人/24,332人 86.4% 晴 16.3℃
03/09 16:00 ○ 大 宮 2−0 新 潟 ● NACK5_ 14,380人/14,752人 97.5% 晴 15.6℃
03/08 13:00 ○ 湘 南 1−0 仙 台 ● 平 塚. 8,724人/16,671人 52.3% 晴 12.6℃
03/08 14:00 ○ 愛 媛 2−1 熊 本 ● ニンスタ` 5,122人/10,922人 46.9% 晴 13.5℃
03/08 14:00 ○ 鳥 栖 1−0 山 形 ● ベアスタ` 7,057人/18,231人 38.7% 晴 15.1℃
03/09 13:00 ● 水 戸 0−2 C大阪 ○ 笠 松. 5,437人/ .9,482人 57.3% 晴 14.3℃
03/09 13:00 ● 草 津 0−2 広 島 ○ 群馬陸. 6,974人/ .7,314人 95.4% 晴 14.6℃
03/09 14:00 △ 甲 府 1−1 岐 阜 △ 小 瀬 13,211人/17,000人 77.7% 晴 15.1℃
03/09 14:00 ● 徳 島 0−2 横浜C ○ 鳴 門. 6,150人/. 8,226人 74.8% 晴 14.6℃
開幕戦とはいえ、横浜vs浦和が6万人超、川崎vs東京Vも2万人超という大入りは立派な数字です。そしてスタジアムの雰囲気も素晴らしいものでした。平均の24,850人というのは昨年の開幕戦に比べて1,000人強の増加のようです。
昨季は結局、最終的な平均観客動員数が19,081人(ソース: Jリーグの観客動員数を語るblog)でした。今季はこれからどこまで維持、あるいは伸ばしていけるかが楽しみですね。
しかし川崎のスタンド、ずいぶんレプリカを着用しているファンが多かったように見えましたが、他のクラブ(浦和のぞく)と比べても多いのでしょうか?
1年前はこんなこと書いてました:
2007年03月09日 Liverpool FC 訪問
リバプールFCの本拠地、アンフィールドは素晴らしいスタジアムでした。観客の一体感がプレミアの他のどこのスタジアムよりも強かった気がします。ああいう雰囲気のゲームがJリーグでも見られると最高でしょうね。
以下、某掲示板の書き込みからコピペします。
03/08 13:00 △ G大阪 0−0 千 葉 △ 万 博 18,093人/20,982人 86.2% 晴 11.1℃
03/08 14:00 △ F東京..1−1 神 戸 △ 味の素 24,390人/48,521人 50.3% 晴 12.3℃
03/08 14:00 ○ 横 浜 1−0 浦 和 ● 日産ス . 61,246人/64,899人 94.4% 晴 11.9℃
03/08 14:00 △ 名古屋1−1 京 都 △ 豊 田 26,102人/35,617人 73.3% 晴 13.3℃
03/08 15:00 ● 清 水 1−2 大 分 ○ 日本平 19,054人/20,318人 93.8% 晴 12.0℃
03/08 16:00 ○ 鹿 島 4−0 札 幌 ● 鹿 島 28,152人/39,684人 71.0% 晴 10.4℃
03/09 14:00 ○ 柏 2−0 磐 田 ● 日立柏 11,210人/13,462人 83.3% 曇 15.1℃
03/09 14:00 △ 川 崎 1−1 東京V △ 等々力 21,020人/24,332人 86.4% 晴 16.3℃
03/09 16:00 ○ 大 宮 2−0 新 潟 ● NACK5_ 14,380人/14,752人 97.5% 晴 15.6℃
03/08 13:00 ○ 湘 南 1−0 仙 台 ● 平 塚. 8,724人/16,671人 52.3% 晴 12.6℃
03/08 14:00 ○ 愛 媛 2−1 熊 本 ● ニンスタ` 5,122人/10,922人 46.9% 晴 13.5℃
03/08 14:00 ○ 鳥 栖 1−0 山 形 ● ベアスタ` 7,057人/18,231人 38.7% 晴 15.1℃
03/09 13:00 ● 水 戸 0−2 C大阪 ○ 笠 松. 5,437人/ .9,482人 57.3% 晴 14.3℃
03/09 13:00 ● 草 津 0−2 広 島 ○ 群馬陸. 6,974人/ .7,314人 95.4% 晴 14.6℃
03/09 14:00 △ 甲 府 1−1 岐 阜 △ 小 瀬 13,211人/17,000人 77.7% 晴 15.1℃
03/09 14:00 ● 徳 島 0−2 横浜C ○ 鳴 門. 6,150人/. 8,226人 74.8% 晴 14.6℃
開幕戦とはいえ、横浜vs浦和が6万人超、川崎vs東京Vも2万人超という大入りは立派な数字です。そしてスタジアムの雰囲気も素晴らしいものでした。平均の24,850人というのは昨年の開幕戦に比べて1,000人強の増加のようです。
昨季は結局、最終的な平均観客動員数が19,081人(ソース: Jリーグの観客動員数を語るblog)でした。今季はこれからどこまで維持、あるいは伸ばしていけるかが楽しみですね。
しかし川崎のスタンド、ずいぶんレプリカを着用しているファンが多かったように見えましたが、他のクラブ(浦和のぞく)と比べても多いのでしょうか?
1年前はこんなこと書いてました:
2007年03月09日 Liverpool FC 訪問
リバプールFCの本拠地、アンフィールドは素晴らしいスタジアムでした。観客の一体感がプレミアの他のどこのスタジアムよりも強かった気がします。ああいう雰囲気のゲームがJリーグでも見られると最高でしょうね。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年12月17日
帰国&クラブワールドカップ決勝
取り急ぎの報告ということでのエントリですが、昨日無事イギリスより帰国しました。卒業式はなかなか厳かに執り行われて、行って良かったなぁと思いましたよ、ホントに。ああいう体験はなかなか出来ませんしね。
帰国後は少し休んでからクラブワールドカップの決勝を観に横浜へ。2日暗い前に突然チケットをもらえることになって、メインスタンド2階、3万円くらいするスポンサーシートで凍えるような寒さの中観戦してきました。試合はもちろん楽しみましたが、それ以上にスタジアムのファシリティのショボさ(特にトイレ)が悪い意味で印象的でした。
今日はとある会社の面接が。就職活動もこの会社ともう一件とに絞りました。頑張らねば!
1年前はリーズにいって最終バスを逃したいたため、ブログはおやすみでした。
帰国後は少し休んでからクラブワールドカップの決勝を観に横浜へ。2日暗い前に突然チケットをもらえることになって、メインスタンド2階、3万円くらいするスポンサーシートで凍えるような寒さの中観戦してきました。試合はもちろん楽しみましたが、それ以上にスタジアムのファシリティのショボさ(特にトイレ)が悪い意味で印象的でした。
今日はとある会社の面接が。就職活動もこの会社ともう一件とに絞りました。頑張らねば!
1年前はリーズにいって
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年12月07日
ホームのような声援
日本のファンは本当に素晴らしいと思った。特に最後の25分〜30分で、ようやくわれわれがセパハンにすがりつくようになったときに、日本のファンからまるでホームのように、あるいはそれ以上の声援が送られた。
ミリシッチ監督&選手(ワイタケレ) 開幕戦後会見 (スポーツナビ)
ミリシッチ監督&選手(ワイタケレ) 開幕戦後会見 (スポーツナビ)
というわけで、行ってまいりました、ご近所で話題沸騰中のFIFAクラブワールドカップへ。
チケットをいただけることになったので、まずフットサルチームの連中に声をかけてみたところ、誰も来たがりませんでした。まぁ、ボカvsACミランというならまだしも、ニュージーランドのクラブとイランのクラブでは魅力も半減というところでしょうし、仕方ないところでしょうが。
おおよそ会場にいた多くのファンも招待券で見に来たというような、非常に緩く構えた感じに見えました。声援を送るでもなく、どちらを応援するでもなく、特に小学生〜高校生くらいのサッカー部員風のお客さんも多く目につきました。
会場発表では25,000人弱のお客さんが入っていたようです。そのうち何人がお金を払って見に来ていたのかは分かりませんが、平日の夜にこのカードでこれだけ入れば大したものだと思います。それにしても、”対戦クラブのサポーターがいないスタジアム”というのは非常に妙なものでした。
基本的に日本人が観客の大半だったので、チームに対する声援らしきものはほとんど聞こえませんでした。セパハンのファンは少々固まりになって声援を送っていましたが、ワイタケレに至ってはゼロ。試合も前半早々にワイタケレが2失点を喫したことで、私がいたワイタケレゴール裏にはややしらけたムードが漂いました。私は内心、”そりゃそうだよなぁ・・・選手も一人も知らないわ、クラブの名前も聞いたことないわじゃぁ・・・”と思ったりしていました。
しかし後半、3点差になってから徐々に”ワイタケレ頑張れ”ムードが現れ始め、後半半ば過ぎにワイタケレが1点を返すと俄然ゴール裏が騒がしくなります。妙な一体感を覚えた観客が、ワイタケレに惜しみない声援や拍手を送り始め、つい先ほどまで足元から来る寒さに打ち震えていた人たちとは思えない熱さを感じさせていました。
声援に乗ってワイタケレも攻勢に転じ、あわやのチャンスを幾度となく作り出しましたが、結局スコアはそのまま3−1で試合終了となりました。ホイッスルが鳴ってから、ゴール裏では(私も含め)スタンディングオベーションをする人も出てきましたが、あれは3点差がついても諦めず、必死で戦ったワイタケレの選手達の気持ちが伝わったということなのではないかと思いました。
実際、クラブのファンはほぼ不在のスタジアムでした。しかし、最後にはなぜかゲームを通じて、勿論一過性のものでしかありませんが、観客の一部が一体感を味わったわけです。リバプールFCの本拠地、アンフィールドで味わったあの圧倒的なファンの一体感と声援の大音量とは比べるまでもありませんでしたが、少なくともプレーを通じて何かを感じ、声援を送った人たちがいたというのは、すごく感じるものがありました。
面白がっていただけの人もいたかも知れませんし、無関心ゆえに敗色濃厚のチームに同情が集まっただけなのかもしれませんが、それでもサッカーを媒体として、ああいうことがおきるというのは嬉しく思うわけです。
日曜日はエトワール・サヘル(チュニジア)とパチューカ(メキシコ)の試合を見に行ってきます。また観客席の状況を観察しつつ、試合を楽しんでこようと思います。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年12月07日 赤字垂れ流し
クラブの財務状況なんかを課題で調べていた頃ですね。意味不明な記号のようだった数字も、見るポイントさえ分かればなかなか面白いものだなと感心した記憶があります。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年12月02日
Jリーグ閉幕
すっかりご無沙汰してしまいました。最近はいまだ就職活動が中心ではありますが、先日は日本在住のFIMBAの卒業生が集まっての飲み会などもあり、それなりに忙しく過ごしています。
さて、鹿島アントラーズの劇的な大逆転勝利で幕を閉じたJリーグですが、昨日は日産スタジアムに横浜FC vs 浦和レッズを観に行ってきました。
ACLで優勝してからというもの、なかなか思うような成績が収められていない浦和と、8連勝で一気に優勝戦線に顔を出してきた鹿島の優勝争いということで両者の勢いの差は歴然というところでしたが、浦和はアウェイながら相手がJ1ダントツ最下位の横浜FCということがせめてもの救いになるか、という印象を持っていました。
日産スタジアムに向かう電車の中や道のりでは、ほぼレッズサポーター一色。実際、スタジアムの7割は赤いシャツを着ていたような感じで、試合中の応援もホームの横浜からはほとんど声が聞こえず(座席の関係もあるのでしょうが)、浦和からはホームかと思うくらいの大声援が送られていました。
しかし素晴らしいサポーターの声援とは対照的に、浦和の試合運びはひどいものに見えました。私も、一緒に観戦していたFIMBA同級生のリョウヘイも、守備においては中盤のプレッシャーを全くかけず、攻撃も前線の3人にまかせっきりの単調な試合運びをする浦和に、強いフラストレーションを覚えました。ファンでない我々がああだったので、ファンはもっと歯がゆい思いをしていたのではと推測します。後半に多少良くなったものの、終盤に横浜FCが守りを固めるまでにゴールが奪えず、非常に厳しい結果となってしまいました。
一方の横浜FCは、細かいパスで崩してサイドをうまく使って攻め、ゴール以外にも何度か決定機を作っていました。残り15〜20分くらいから守りに入り始めたので、終盤に息切れするのではないかと思いましたが、しっかり守りきってJ2降格の前に大きな一勝を挙げました。私が見た中では、前半のMVPはカズ、後半は小村という感じで、ベテランの活躍が勝利を呼び込んだという印象でした。
いずれにしても、横浜FCの選手の闘争心には感服しました。浦和は残念な結果でしたが、この悔しさを是非クラブワールドカップにぶつけて欲しいと思います。
ちなみに、試合後にスタンドのレッズファンから発炎筒が投げ込まれる事件があったのですが、どこかで報道されていますかね?私が見た限りではTVもネットのニュースも取り上げていないようなのですが・・・。もし取り上げられていないのであれば、今後のためにもきちんと報道すべきでしょうね。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年12月02日 SOCCEREX最終日
サッカービジネスの祭典、SOCCEREXでは日本のサッカー界で活躍する方々とお会いする機会をいただきました。そこで知り合った方々には、今も引き続きお世話になっています。
さて、鹿島アントラーズの劇的な大逆転勝利で幕を閉じたJリーグですが、昨日は日産スタジアムに横浜FC vs 浦和レッズを観に行ってきました。
ACLで優勝してからというもの、なかなか思うような成績が収められていない浦和と、8連勝で一気に優勝戦線に顔を出してきた鹿島の優勝争いということで両者の勢いの差は歴然というところでしたが、浦和はアウェイながら相手がJ1ダントツ最下位の横浜FCということがせめてもの救いになるか、という印象を持っていました。
日産スタジアムに向かう電車の中や道のりでは、ほぼレッズサポーター一色。実際、スタジアムの7割は赤いシャツを着ていたような感じで、試合中の応援もホームの横浜からはほとんど声が聞こえず(座席の関係もあるのでしょうが)、浦和からはホームかと思うくらいの大声援が送られていました。
しかし素晴らしいサポーターの声援とは対照的に、浦和の試合運びはひどいものに見えました。私も、一緒に観戦していたFIMBA同級生のリョウヘイも、守備においては中盤のプレッシャーを全くかけず、攻撃も前線の3人にまかせっきりの単調な試合運びをする浦和に、強いフラストレーションを覚えました。ファンでない我々がああだったので、ファンはもっと歯がゆい思いをしていたのではと推測します。後半に多少良くなったものの、終盤に横浜FCが守りを固めるまでにゴールが奪えず、非常に厳しい結果となってしまいました。
一方の横浜FCは、細かいパスで崩してサイドをうまく使って攻め、ゴール以外にも何度か決定機を作っていました。残り15〜20分くらいから守りに入り始めたので、終盤に息切れするのではないかと思いましたが、しっかり守りきってJ2降格の前に大きな一勝を挙げました。私が見た中では、前半のMVPはカズ、後半は小村という感じで、ベテランの活躍が勝利を呼び込んだという印象でした。
いずれにしても、横浜FCの選手の闘争心には感服しました。浦和は残念な結果でしたが、この悔しさを是非クラブワールドカップにぶつけて欲しいと思います。
ちなみに、試合後にスタンドのレッズファンから発炎筒が投げ込まれる事件があったのですが、どこかで報道されていますかね?私が見た限りではTVもネットのニュースも取り上げていないようなのですが・・・。もし取り上げられていないのであれば、今後のためにもきちんと報道すべきでしょうね。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年12月02日 SOCCEREX最終日
サッカービジネスの祭典、SOCCEREXでは日本のサッカー界で活躍する方々とお会いする機会をいただきました。そこで知り合った方々には、今も引き続きお世話になっています。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年10月27日
NIKEがUMBROを買収
引き続きサッカー(あるいは広くスポーツ全般)にお仕事で関わっている方々と面会させていただく毎日です。おかげさまで、少しずつ自分の中で方向性が見えてきたような気もします。
さて、今日は一つ気になる記事をご紹介します。
英アンブロ、米ナイキが買収(AFP NEWS)
イングランド代表のキットスポンサーを20年以上つとめたUMBROが、NIKEに買収されました。”買収額は5億8200万ドル(約660億円)”だそうです。
ちなみに、今年4月には37億ポンド(約8700億円)でPUMAがフランスのPPR(Gucciグループを所有)に買収され、少し前の話では2005年にアディダスがリーボックを約4000億円で買収したということもありました。大企業による寡占化が進んでいますね。
昨年、雑誌のTIMEでNIKEとAdidasがサッカーのマーケットで激しい争いをしているという記事を読みましたが、これでまたNIKEが攻勢をかけることになりそうです。
1年前はこんなことを書いてました:
2006年10月26日 意気消沈→回復
リバプールFCの本拠地、アンフィールドは初めて行った時も感動しましたが、繰り返し行くにつれ、そのすごさを認識できるようになりました。
さて、今日は一つ気になる記事をご紹介します。
英アンブロ、米ナイキが買収(AFP NEWS)
イングランド代表のキットスポンサーを20年以上つとめたUMBROが、NIKEに買収されました。”買収額は5億8200万ドル(約660億円)”だそうです。
ちなみに、今年4月には37億ポンド(約8700億円)でPUMAがフランスのPPR(Gucciグループを所有)に買収され、少し前の話では2005年にアディダスがリーボックを約4000億円で買収したということもありました。大企業による寡占化が進んでいますね。
昨年、雑誌のTIMEでNIKEとAdidasがサッカーのマーケットで激しい争いをしているという記事を読みましたが、これでまたNIKEが攻勢をかけることになりそうです。
1年前はこんなことを書いてました:
2006年10月26日 意気消沈→回復
リバプールFCの本拠地、アンフィールドは初めて行った時も感動しましたが、繰り返し行くにつれ、そのすごさを認識できるようになりました。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年10月04日
Jリーグの人件費、収入と順位の関係性
イギリス時間: 10月4日 10:00
先日取り上げた、Jリーグの経営状況のデータを、興味のありそうな方にメールでお送りしたのですが、早速面白い形でフィードバックがありました。
Jリーグの人件費、収入と順位の関係性。 (yamatogokoro.com)
例の、ロンドン大学バークベック校でフットボールビジネスを専攻していた、いた君のブログですが、実に面白い記事になっています。少々ややこしいと思う方もいるかもしれませんが、必見です。
彼の記事で面白いなと思ったのは、Jリーグの順位はどの程度人件費で説明がつくか、という点を数値で出しているところです。曰く「リーグ順位の34%は人件費で説明する事ができ、残りの66%は他の要因で説明できる」という結果になったようですが、これがJ1もJ2も同じ値なんですね。私がデータをざっと眺めた印象では、J2のほうが人件費が結果に結びつきやすいのかなと思ったりもしたのですが、こうして数値で出てみると変わらない、と。ちなみに、プレミアリーグは「80%は人件費で説明出来てしまい、Jリーグよりも効果的な選手市場であり、人件費がほぼそのままリーグ順位に反映されている」のだそうです。
プレミアリーグの人件費がリーグ順位に与える影響の大きさを見ると、巷で話題(?)の「Jリーグ人気の向上のためにビッグクラブを作れ!」という声にはいささか疑問を持たざるを得ません。というか、元々ビッグクラブ支持論には反対なのですけれど。ビッグクラブを作ることでリーグ全体の価値の押し上げには繋がるかもしれませんが、このような「金持ち=勝利」の構造にも繋がりかねません。さらに、欧州と違いフットボールが完全に根付いているとは言いがたい状況で戦力(財力)格差が出てしまうと、万年中位〜下位のクラブは集客に窮することになるのではないでしょうか。フットボールの長い歴史を持つイングランドのクラブでさえ、中堅〜弱小クラブの一部では、集客が大きな課題になっています。(チケット価格などの関連もあるので、戦力格差の問題だけが原因とは言いませんが)
しかし、私がビッグクラブ支持論に反対する最大の理由は単純です。それは、「一度作ってしまうとあとから是正が難しい」からです。ビッグクラブを小さくするのは非常に難しいですし、ビッグクラブの存在がもたらす戦力格差の是正も非常に困難です。これは、欧州各リーグおよびUEFAやFIFAなどの運営母体が苦労している様を見れば明らかです。日本は欧州に比べてリーグとしての歴史が浅いので、ドラスティックな是正策を適用しようと思えば出来るのかも知れませんが、私には今のところそういうアイディアは思い浮かびません。
と、話が大幅にずれてしまいましたが、いた君の記事はこうした余計なことまで色々考えさせてくれるようなステキな記事なので、是非皆さんに読んでいただきたいと思います。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年10月04日 本争奪戦
図書館の本の少なさは今考えてもやっぱりひどいなと思います。もうちょっとなんとかならないものでしょうかね。
先日取り上げた、Jリーグの経営状況のデータを、興味のありそうな方にメールでお送りしたのですが、早速面白い形でフィードバックがありました。
Jリーグの人件費、収入と順位の関係性。 (yamatogokoro.com)
例の、ロンドン大学バークベック校でフットボールビジネスを専攻していた、いた君のブログですが、実に面白い記事になっています。少々ややこしいと思う方もいるかもしれませんが、必見です。
彼の記事で面白いなと思ったのは、Jリーグの順位はどの程度人件費で説明がつくか、という点を数値で出しているところです。曰く「リーグ順位の34%は人件費で説明する事ができ、残りの66%は他の要因で説明できる」という結果になったようですが、これがJ1もJ2も同じ値なんですね。私がデータをざっと眺めた印象では、J2のほうが人件費が結果に結びつきやすいのかなと思ったりもしたのですが、こうして数値で出てみると変わらない、と。ちなみに、プレミアリーグは「80%は人件費で説明出来てしまい、Jリーグよりも効果的な選手市場であり、人件費がほぼそのままリーグ順位に反映されている」のだそうです。
プレミアリーグの人件費がリーグ順位に与える影響の大きさを見ると、巷で話題(?)の「Jリーグ人気の向上のためにビッグクラブを作れ!」という声にはいささか疑問を持たざるを得ません。というか、元々ビッグクラブ支持論には反対なのですけれど。ビッグクラブを作ることでリーグ全体の価値の押し上げには繋がるかもしれませんが、このような「金持ち=勝利」の構造にも繋がりかねません。さらに、欧州と違いフットボールが完全に根付いているとは言いがたい状況で戦力(財力)格差が出てしまうと、万年中位〜下位のクラブは集客に窮することになるのではないでしょうか。フットボールの長い歴史を持つイングランドのクラブでさえ、中堅〜弱小クラブの一部では、集客が大きな課題になっています。(チケット価格などの関連もあるので、戦力格差の問題だけが原因とは言いませんが)
しかし、私がビッグクラブ支持論に反対する最大の理由は単純です。それは、「一度作ってしまうとあとから是正が難しい」からです。ビッグクラブを小さくするのは非常に難しいですし、ビッグクラブの存在がもたらす戦力格差の是正も非常に困難です。これは、欧州各リーグおよびUEFAやFIFAなどの運営母体が苦労している様を見れば明らかです。日本は欧州に比べてリーグとしての歴史が浅いので、ドラスティックな是正策を適用しようと思えば出来るのかも知れませんが、私には今のところそういうアイディアは思い浮かびません。
と、話が大幅にずれてしまいましたが、いた君の記事はこうした余計なことまで色々考えさせてくれるようなステキな記事なので、是非皆さんに読んでいただきたいと思います。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年10月04日 本争奪戦
図書館の本の少なさは今考えてもやっぱりひどいなと思います。もうちょっとなんとかならないものでしょうかね。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年10月02日
アーセナルの売上が2億ポンドを突破
イギリス時間: 10月2日 12:40
昨夜は新FIMBA生の日本人の皆さんと食事に行き、またいつもどおり偉そうに先輩風を吹かせてきました。といってもまだ就職活動すらきちんとしていない状態なので、言うだけ言っておいて自分は何も成し遂げていない、という恥ずかしい局面を迎えないように頑張らなければいけません。他人に言ったことはいつも自分に返ってきます。
さて、今日は先日取り上げた記事の補足です。アーセナルの売上が1億8000万ポンドにというエントリを書きましたが、その後の正確なクラブからの発表で、売上が2億ポンドを越えたことが分かりました。レポートはクラブの公式サイトからダウンロードできます。
ハイライトは以下のような感じです。(レポートより抜粋)
・ グループの売上と営業利益(選手移籍取引前*1)が過去最高を記録、
それぞれ2億ポンド(約500億円)と5120万ポンド(約128億円)。
・ 伸び率はそれぞれ売上が46%増、営業利益はなんと274%増。
・ 試合開催による収益(Match day revenues)が新スタジアムにより、
前年比倍以上の伸びを見せ、9000万ポンドに(1試合当たり300万ポンド)。
・ キャッシュが大幅に増え、7400万ポンドに。
試合開催による収益が総売上の約半分というのはなかなかすごい数字だと思います。スタジアムツアーに行って聞いたところでは、コーポレートボックス(企業向けプレミアムシート)やラウンジ付ホスピタリティプログラムの数が前スタジアムと比べて大幅に増えたとのことで、それが増収に繋がっているのは間違いないでしょう。
さらに、レポートには詳しく出ていませんが、スタジアムのサッカー以外での利用(カンファレンス他)も前スタジアムに比べて増えているそうです。スタジアムガイドの方曰く「ウェンブリースタジアム(ほぼ丸々作り変えられたイングランドのナショナルスタジアム)と商圏が重なっているために競争は激しくなっている」そうですが、それでもクラブの収益への貢献は高いようです。
ただ、新スタジアム建設のための借金が利益を圧迫していることは間違いないようで、リファイナンスによって固定年利を達成するなど、返済に有利な状況を作り上げたとはいえ、年間2000万ポンドが借金返済の費用として計上されています。ヒルウッド会長はこれを大きな金額であることを認めながらも、長期的な観点から新スタジアムを利用することで得られる利益を考えて、大小を判断すべきだとしています。
昨季のアーセナルはピッチ上のパフォーマンスは低調でしたが、ピッチの外では大きな成功を収めています。今季はピッチ上でも素晴らしいスタートを切っていますし、まだまだ伸びが期待できるかもしれません。
*1: フットボールクラブの収益を見るときに使われるもので、PBTIT(Profit Before Trading, Interest and Tax)と呼ばれます。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年10月02日 写真館オープン
いつの間にか閉じてました・・・。
昨夜は新FIMBA生の日本人の皆さんと食事に行き、またいつもどおり偉そうに先輩風を吹かせてきました。といってもまだ就職活動すらきちんとしていない状態なので、言うだけ言っておいて自分は何も成し遂げていない、という恥ずかしい局面を迎えないように頑張らなければいけません。他人に言ったことはいつも自分に返ってきます。
さて、今日は先日取り上げた記事の補足です。アーセナルの売上が1億8000万ポンドにというエントリを書きましたが、その後の正確なクラブからの発表で、売上が2億ポンドを越えたことが分かりました。レポートはクラブの公式サイトからダウンロードできます。
ハイライトは以下のような感じです。(レポートより抜粋)
・ グループの売上と営業利益(選手移籍取引前*1)が過去最高を記録、
それぞれ2億ポンド(約500億円)と5120万ポンド(約128億円)。
・ 伸び率はそれぞれ売上が46%増、営業利益はなんと274%増。
・ 試合開催による収益(Match day revenues)が新スタジアムにより、
前年比倍以上の伸びを見せ、9000万ポンドに(1試合当たり300万ポンド)。
・ キャッシュが大幅に増え、7400万ポンドに。
試合開催による収益が総売上の約半分というのはなかなかすごい数字だと思います。スタジアムツアーに行って聞いたところでは、コーポレートボックス(企業向けプレミアムシート)やラウンジ付ホスピタリティプログラムの数が前スタジアムと比べて大幅に増えたとのことで、それが増収に繋がっているのは間違いないでしょう。
さらに、レポートには詳しく出ていませんが、スタジアムのサッカー以外での利用(カンファレンス他)も前スタジアムに比べて増えているそうです。スタジアムガイドの方曰く「ウェンブリースタジアム(ほぼ丸々作り変えられたイングランドのナショナルスタジアム)と商圏が重なっているために競争は激しくなっている」そうですが、それでもクラブの収益への貢献は高いようです。
ただ、新スタジアム建設のための借金が利益を圧迫していることは間違いないようで、リファイナンスによって固定年利を達成するなど、返済に有利な状況を作り上げたとはいえ、年間2000万ポンドが借金返済の費用として計上されています。ヒルウッド会長はこれを大きな金額であることを認めながらも、長期的な観点から新スタジアムを利用することで得られる利益を考えて、大小を判断すべきだとしています。
昨季のアーセナルはピッチ上のパフォーマンスは低調でしたが、ピッチの外では大きな成功を収めています。今季はピッチ上でも素晴らしいスタートを切っていますし、まだまだ伸びが期待できるかもしれません。
*1: フットボールクラブの収益を見るときに使われるもので、PBTIT(Profit Before Trading, Interest and Tax)と呼ばれます。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年10月02日 写真館オープン
いつの間にか閉じてました・・・。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年10月01日
J2リーグの経営状況
イギリス時間: 10月1日 13:30
いよいよ10月になってしまいました。帰国日が刻一刻と近づいています。帰国準備のため、今日はリョウヘイの家でパッキングをして、だいぶ身軽になる予定です。あとは10月5日からの”イングランド北部をウロウロと回る旅”を残すのみ、です。
さて、今日のトピックはJ2リーグの経営状況についてです。昨夜、以前やってみようと思った、PDFのデータのExcel化を進めているうちに、なんとなく色々気になってデータいじりをしていたので、少々時機を逸している感は否めませんが、いくらかハイライトを列挙してみます。ちなみになぜJ2か?というのは、あんまりJ2がメディアで取り上げられないから、という単純な理由です。
収入の部:
・ 売上トップは柏で、32億4400万円、東京Vが21億4300万円で2位。
・ 売上最下位は水戸で3億4100万円と、柏の約10分の1。
・ 売上10億円未満は山形、水戸、草津、湘南、徳島、愛媛、鳥栖の
7チームで、半数超
・ 広告料、入場料、その他収益のバランスが最も良いのは札幌で、
それぞれ37.8%、30.4%、31.8%。
・ 入場料収入の割合が最も高いのは仙台で約42%(6億7500万円)。
・ 他方、入場料収入割合が最も低いのは山形の13%。
コストの部:
・ 営業費用が最も多いのは柏で、売上を越える34億6200万円。
・ 営業費用が最も少ないのは水戸の3億3800万円。
・ 選手・スタッフの人件費が最も多いのは柏の21億8800万円で、
営業費用に対する比率は約72%。
これはかなり高い比率で、J1・J2全てのクラブで最も高く、
J1に至っては70%を越えるクラブは皆無。
・ 絶対額で言うと、浦和、名古屋、横浜FMに次ぐ高さ。
・ J2覇者の横浜FCの人件費は5億2300万円、比率は40%。
収支の部:
・ 経常利益トップは水戸で、5100万円。
収入が最も少なかった水戸が利益を出しているということは、
所謂”身の丈経営”がしっかり出来ているということか。
・ しかしながらこれはJ2に降格がないという状況の産物かも
しれない。降格があれば、下位にいることの多い水戸のような
クラブは降格を避けるためのコストがかかるため、この規模で
収支をプラスにするのは相当難しいはず。
・ 経常利益でプラスになったのは6クラブ。
・ 損益が最大だったのは東京Vで、ダントツの9億円近い赤字。
これはJ1昇格を目指した大型補強のために支出がかさんだのだと
思うが、これが”投資=結果”にならないスポーツビジネスの
怖さだろう。
集客の部:
・ 総入場者数、平均観客動員数でトップに立ったのは仙台で、
平均収容率は74%。
・ 逆に最下位は水戸で、平均収容率はなんと13.7%。
・ 入場料収入を入場者数で割った”なんちゃって客単価”は、
仙台が4,670円でトップ、一方で徳島が949円で最下位。
順位と人件費の相関について少し述べると、J2はJ1に比べて、意外と使ったお金と順位がリンクしてます。例外は横浜FCの首位と鳥栖の4位、そして東京Vの7位くらいで、他は大体、使ったお金に応じた順位になっているように見えます。これがJ1になるとなかなか面白くて、横浜、名古屋、FC東京辺りは辺りはやや投資に対して結果が出ていないように見える一方、清水、川崎、G大阪、大分といったクラブはかなり善戦していると言えます。
J2では入場料収入の割合が仙台、札幌を除くとかなり低いようです。収入の”その他”の項目が何を指すのかが分からないのでなんともいえませんが、広告料収入に依存したクラブがチラホラと見受けられ、非常に危うい感じもします。入場料収入の増加は、その先のマーチャンダイジングおよび広告料の増加へ繋がる重要な要素だと思うので、やはりここに注力して経営するというのが、長期的な安定のために必要なのではと思います。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年10月01日 1週目終了
今まさに新入生の皆さんがこうした心境なのかもしれませんね。
いよいよ10月になってしまいました。帰国日が刻一刻と近づいています。帰国準備のため、今日はリョウヘイの家でパッキングをして、だいぶ身軽になる予定です。あとは10月5日からの”イングランド北部をウロウロと回る旅”を残すのみ、です。
さて、今日のトピックはJ2リーグの経営状況についてです。昨夜、以前やってみようと思った、PDFのデータのExcel化を進めているうちに、なんとなく色々気になってデータいじりをしていたので、少々時機を逸している感は否めませんが、いくらかハイライトを列挙してみます。ちなみになぜJ2か?というのは、あんまりJ2がメディアで取り上げられないから、という単純な理由です。
収入の部:
・ 売上トップは柏で、32億4400万円、東京Vが21億4300万円で2位。
・ 売上最下位は水戸で3億4100万円と、柏の約10分の1。
・ 売上10億円未満は山形、水戸、草津、湘南、徳島、愛媛、鳥栖の
7チームで、半数超
・ 広告料、入場料、その他収益のバランスが最も良いのは札幌で、
それぞれ37.8%、30.4%、31.8%。
・ 入場料収入の割合が最も高いのは仙台で約42%(6億7500万円)。
・ 他方、入場料収入割合が最も低いのは山形の13%。
コストの部:
・ 営業費用が最も多いのは柏で、売上を越える34億6200万円。
・ 営業費用が最も少ないのは水戸の3億3800万円。
・ 選手・スタッフの人件費が最も多いのは柏の21億8800万円で、
営業費用に対する比率は約72%。
これはかなり高い比率で、J1・J2全てのクラブで最も高く、
J1に至っては70%を越えるクラブは皆無。
・ 絶対額で言うと、浦和、名古屋、横浜FMに次ぐ高さ。
・ J2覇者の横浜FCの人件費は5億2300万円、比率は40%。
収支の部:
・ 経常利益トップは水戸で、5100万円。
収入が最も少なかった水戸が利益を出しているということは、
所謂”身の丈経営”がしっかり出来ているということか。
・ しかしながらこれはJ2に降格がないという状況の産物かも
しれない。降格があれば、下位にいることの多い水戸のような
クラブは降格を避けるためのコストがかかるため、この規模で
収支をプラスにするのは相当難しいはず。
・ 経常利益でプラスになったのは6クラブ。
・ 損益が最大だったのは東京Vで、ダントツの9億円近い赤字。
これはJ1昇格を目指した大型補強のために支出がかさんだのだと
思うが、これが”投資=結果”にならないスポーツビジネスの
怖さだろう。
集客の部:
・ 総入場者数、平均観客動員数でトップに立ったのは仙台で、
平均収容率は74%。
・ 逆に最下位は水戸で、平均収容率はなんと13.7%。
・ 入場料収入を入場者数で割った”なんちゃって客単価”は、
仙台が4,670円でトップ、一方で徳島が949円で最下位。
順位と人件費の相関について少し述べると、J2はJ1に比べて、意外と使ったお金と順位がリンクしてます。例外は横浜FCの首位と鳥栖の4位、そして東京Vの7位くらいで、他は大体、使ったお金に応じた順位になっているように見えます。これがJ1になるとなかなか面白くて、横浜、名古屋、FC東京辺りは辺りはやや投資に対して結果が出ていないように見える一方、清水、川崎、G大阪、大分といったクラブはかなり善戦していると言えます。
J2では入場料収入の割合が仙台、札幌を除くとかなり低いようです。収入の”その他”の項目が何を指すのかが分からないのでなんともいえませんが、広告料収入に依存したクラブがチラホラと見受けられ、非常に危うい感じもします。入場料収入の増加は、その先のマーチャンダイジングおよび広告料の増加へ繋がる重要な要素だと思うので、やはりここに注力して経営するというのが、長期的な安定のために必要なのではと思います。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年10月01日 1週目終了
今まさに新入生の皆さんがこうした心境なのかもしれませんね。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年09月17日
アーセナルの売上が1億8000万ポンドに
イギリス時間: 9月17日 11:45
先ほどRogan教授にメールをし、論文の構成チェックをお願いしました。彼は基本的に”読んでくれない”教授なので、内容そのもののチェックをお願いすることは出来ません。教授によってはかなり綿密にチェックしてくれる人もいますが、大半はある特定のチャプターだけを見てくれるというケースのようです。Rogan教授は何人かの学生にアウトプットの提出を要求しているという話もあるので、彼の中に何か判断基準があるのかもしれません。私は彼の授業の課題ではいつも高い評価をもらえていたのと、かなり早い段階から論文について情報交換をしていたので、ある意味心配されていないのかもしれません・・・と信じたいところです。
さて、今日はデイリー・メイルというイギリスの大衆紙から。
Boom time: Gunners are top of the table and second in the rich league (Daily Mail)
記事によると、昨年度のアーセナルの売上が1億8000万ポンド(約420億円)に達し、これは売上ランク1位のレアル・マドリーの約2億ポンドに次ぐ2位、長らく国内トップの売上を誇ってきたマンチェスター・ユナイテッドを1300万ポンド上回る結果だとのこと。アーセナルおよび他のクラブの経営情報はまだ公開されていないので、おそらくアーセナルのデータは取材によって、そして他のクラブの情報はその前の決算情報から取ってきたのでは、と思います。なので、アーセナルが2位になったというのはまだはっきりしないのでは、という気がします。
しかし重要なのはその伸び率です。Deloitteのスポーツ部門が2月にリリースした"Deloitte Football Money League 2007"によると、アーセナルの05/06シーズン終了時点での売上は約1億3300万ポンドです。つまり、40%近い増収になっているわけです。
増収に最も大きな貢献をしたのは、60,432人収容の新スタジアム、エミレイツスタジアムであることは間違いないでしょう。まだ内訳が明らかになっていないので推測でしかありませんが、38,419人収容の旧スタジアムから比較して6割近く座席数を増やしたことに加え、コーポレートシートやケータリングサービスの拡充によって座席当たりの収益性を高めることに成功したのでしょう。さらにフットボールに関わらず、カンファレンスなどのイベントに使えるファシリティを備えることで、マッチデー以外の収益ソースも確保しており、この辺りの Stadium utilisation も増収のポイントであると思います。
ビッグクラブで唯一「イギリス資本」であるアーセナル。買収の噂は耐えませんが、現在のところクラブのビジネスは良い方向に向かっているようです。安定した経営に、アルセーヌ・ベンゲルのような補強に大金を使わず結果を出す監督の手腕が合わさることで、巨額の外国資本をベースにタイトルを狙う他のビッグクラブと張り合っているのは大したものだと思います。
1年前はこんなことを書いてました:
2006年09月17日 ウェルカムイベント
今週水曜日から新しいFIMBA生向けのコースの概要説明会が開催されます。私の残り時間もあとわずか、です。
先ほどRogan教授にメールをし、論文の構成チェックをお願いしました。彼は基本的に”読んでくれない”教授なので、内容そのもののチェックをお願いすることは出来ません。教授によってはかなり綿密にチェックしてくれる人もいますが、大半はある特定のチャプターだけを見てくれるというケースのようです。Rogan教授は何人かの学生にアウトプットの提出を要求しているという話もあるので、彼の中に何か判断基準があるのかもしれません。私は彼の授業の課題ではいつも高い評価をもらえていたのと、かなり早い段階から論文について情報交換をしていたので、ある意味心配されていないのかもしれません・・・と信じたいところです。
さて、今日はデイリー・メイルというイギリスの大衆紙から。
Boom time: Gunners are top of the table and second in the rich league (Daily Mail)
記事によると、昨年度のアーセナルの売上が1億8000万ポンド(約420億円)に達し、これは売上ランク1位のレアル・マドリーの約2億ポンドに次ぐ2位、長らく国内トップの売上を誇ってきたマンチェスター・ユナイテッドを1300万ポンド上回る結果だとのこと。アーセナルおよび他のクラブの経営情報はまだ公開されていないので、おそらくアーセナルのデータは取材によって、そして他のクラブの情報はその前の決算情報から取ってきたのでは、と思います。なので、アーセナルが2位になったというのはまだはっきりしないのでは、という気がします。
しかし重要なのはその伸び率です。Deloitteのスポーツ部門が2月にリリースした"Deloitte Football Money League 2007"によると、アーセナルの05/06シーズン終了時点での売上は約1億3300万ポンドです。つまり、40%近い増収になっているわけです。
増収に最も大きな貢献をしたのは、60,432人収容の新スタジアム、エミレイツスタジアムであることは間違いないでしょう。まだ内訳が明らかになっていないので推測でしかありませんが、38,419人収容の旧スタジアムから比較して6割近く座席数を増やしたことに加え、コーポレートシートやケータリングサービスの拡充によって座席当たりの収益性を高めることに成功したのでしょう。さらにフットボールに関わらず、カンファレンスなどのイベントに使えるファシリティを備えることで、マッチデー以外の収益ソースも確保しており、この辺りの Stadium utilisation も増収のポイントであると思います。
ビッグクラブで唯一「イギリス資本」であるアーセナル。買収の噂は耐えませんが、現在のところクラブのビジネスは良い方向に向かっているようです。安定した経営に、アルセーヌ・ベンゲルのような補強に大金を使わず結果を出す監督の手腕が合わさることで、巨額の外国資本をベースにタイトルを狙う他のビッグクラブと張り合っているのは大したものだと思います。
1年前はこんなことを書いてました:
2006年09月17日 ウェルカムイベント
今週水曜日から新しいFIMBA生向けのコースの概要説明会が開催されます。私の残り時間もあとわずか、です。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年09月15日
G14が規模を拡大か
イギリス時間: 9月15日 11:30
昨日終わらせる予定だった第一稿は、結論の章が完成せずに本日に持ち越しとなりました。こうやってずるずると締め切りを遅らせるのは悪い癖だなと思いつつ、締め切りだけを重視して内容が薄いのも考えものなので、しっかり納得の行くものを完成させたいと思います。
大学の定める提出期限は9月28日(金)午後4時、それまでに2部印刷しておかなければなりません。私の論文は100ページを越える量になりそうなので、印刷の時間を考えると、最悪でも2日前には終えておきたいところです。
さて、今日は購読しているメールマガジンから気になる記事を一つ。タイトルは”G14 to expand to 50 clubs”というものです。G14については以前も欧州スーパーリーグ構想の一件で取り上げましたが、所謂「ビッグクラブ」が集まって形成する、UEFAやFIFAのような運営組織に対してプレッシャーをかけ続けている団体です。彼らは「フットボールクラブの声を代弁する」という名目で活動してきましたが、そのメンバーシップの不透明性(新規加入条件が明かされない)や排他性(一部のビッグクラブのみが参加している)ということから、フットボールクラブからも批判を浴びることもありました。
そのG14が会員クラブ数を現状の18から50まで増やす、というのがこの記事の内容です。UEFAやFIFAとG14は、特に国際試合への選手派遣と、そこで発生する怪我への補償について長らく争っており、係争中の事案もあります。UEFAおよびFIFAは「G14はエリートクラブの集まりでしかなく、欧州クラブを代表しているとは言いがたい」ということで、協調よりも対立の姿勢をとっています。今回のG14の拡大に関するニュースについては、UEFAは事態がはっきりするまで様子を見るということのようです。
個人的には、今回の拡大で残りの32クラブがどういった基準で選ばれるのかがまず第一に重要な点だと思います。もしこれが過去の経歴や財力による選出だと、結局のところビッグクラブの利権を確保するための圧力団体という意味で、以前と大きな変化はないように思えるからです。さらに、メンバー内での意思決定プロセスが、完全な民主主義的に行われるかどうかも注目に値するでしょう。元々G14にいたクラブと新規加入クラブとの間に、発言力の差が生まれるようでは、なかなか”クラブの声を代弁する”ことの実現は難しいように見えます。
現在は7カ国18チームが加盟しているG14、残り32クラブが例えば他の16カ国から2チームずつ、というようになれば面白い動きではあると思うのですが。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年09月15日 寮めぐり
イギリスの洗礼はたくさん浴びましたが、この「すげえ親切だけど喋ってる内容は的外れ」というのが一番効きますね。
昨日終わらせる予定だった第一稿は、結論の章が完成せずに本日に持ち越しとなりました。こうやってずるずると締め切りを遅らせるのは悪い癖だなと思いつつ、締め切りだけを重視して内容が薄いのも考えものなので、しっかり納得の行くものを完成させたいと思います。
大学の定める提出期限は9月28日(金)午後4時、それまでに2部印刷しておかなければなりません。私の論文は100ページを越える量になりそうなので、印刷の時間を考えると、最悪でも2日前には終えておきたいところです。
さて、今日は購読しているメールマガジンから気になる記事を一つ。タイトルは”G14 to expand to 50 clubs”というものです。G14については以前も欧州スーパーリーグ構想の一件で取り上げましたが、所謂「ビッグクラブ」が集まって形成する、UEFAやFIFAのような運営組織に対してプレッシャーをかけ続けている団体です。彼らは「フットボールクラブの声を代弁する」という名目で活動してきましたが、そのメンバーシップの不透明性(新規加入条件が明かされない)や排他性(一部のビッグクラブのみが参加している)ということから、フットボールクラブからも批判を浴びることもありました。
そのG14が会員クラブ数を現状の18から50まで増やす、というのがこの記事の内容です。UEFAやFIFAとG14は、特に国際試合への選手派遣と、そこで発生する怪我への補償について長らく争っており、係争中の事案もあります。UEFAおよびFIFAは「G14はエリートクラブの集まりでしかなく、欧州クラブを代表しているとは言いがたい」ということで、協調よりも対立の姿勢をとっています。今回のG14の拡大に関するニュースについては、UEFAは事態がはっきりするまで様子を見るということのようです。
個人的には、今回の拡大で残りの32クラブがどういった基準で選ばれるのかがまず第一に重要な点だと思います。もしこれが過去の経歴や財力による選出だと、結局のところビッグクラブの利権を確保するための圧力団体という意味で、以前と大きな変化はないように思えるからです。さらに、メンバー内での意思決定プロセスが、完全な民主主義的に行われるかどうかも注目に値するでしょう。元々G14にいたクラブと新規加入クラブとの間に、発言力の差が生まれるようでは、なかなか”クラブの声を代弁する”ことの実現は難しいように見えます。
現在は7カ国18チームが加盟しているG14、残り32クラブが例えば他の16カ国から2チームずつ、というようになれば面白い動きではあると思うのですが。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年09月15日 寮めぐり
イギリスの洗礼はたくさん浴びましたが、この「すげえ親切だけど喋ってる内容は的外れ」というのが一番効きますね。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年09月12日
SONYのスポーツマーケティング
イギリス時間: 9月12日 10:30
昨夜はオーストリアの友人の送別会でした。本人の希望もあって少人数で落ち着いた感じで食事をし、その後いつものようにパブで飲んでいました。彼は最も仲の良い友人の一人(英語の直訳っぽい表現ですね、これ)なので非常に寂しいのですが、いずれオーストリアか日本か、あるいはその他の国で再会することを楽しみにしようと思います。それに、おそらく今までどおりSkypeで連絡を取り合うことになるでしょうしね。
ちなみにこの送別会はダイ(リンク先はお笑い情報満載の彼のブログです)の送別会を兼ねていました。彼はリバプールを離れてポーツマスというところで論文の最終仕上げをすることになっており、次の再会は日本かなと思っていたところ、「来週また教授に会いに帰ってくるよ」などとのたまっていました。少し関西人の底力を甘く見ていたようです。多分彼のことなので、来週リバプール入りした時にまた送別会の開催を要求してくるに違いありません・・・。
さて、今日はSONYのスポーツマーケティングについて少しだけ(自分用メモがてら)。SONYは2007年から8年間の契約でFIFAと330億円とも言われる巨額のスポンサー契約を交わしています。そしてそのほかにも精力的にサッカーを通じたマーケティングに精を出しています。
【サッカー】
・ FIFA主催大会公式スポンサー
・ 日本代表の公式パートナー
・ 欧州チャンピオンズリーグの公式スポンサー
・ オーストラリアサッカー協会の公式サプライヤー
・ ブラジルのスポーツマーケ企業"The Figer Group"とのパートナー契約
その他、ソニーエリクソンとしてテニスの大会をスポンサーしたり、ゴルフやバレーボール、ちょっとマイナーなところではX-Gamesなんかも協賛しています。日本の企業でここまで大々的にスポーツを利用したマーケティングに注力しているところは、後はTOYOTAくらいでしょうか?今回インターネットで記事を色々と探してみて、改めて驚きました。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年09月12日 成田空港より
ちなみに、帰国予定日は自分で考えていますが、チケットがまだ確定していません(キャンセル待ち中)。
昨夜はオーストリアの友人の送別会でした。本人の希望もあって少人数で落ち着いた感じで食事をし、その後いつものようにパブで飲んでいました。彼は最も仲の良い友人の一人(英語の直訳っぽい表現ですね、これ)なので非常に寂しいのですが、いずれオーストリアか日本か、あるいはその他の国で再会することを楽しみにしようと思います。それに、おそらく今までどおりSkypeで連絡を取り合うことになるでしょうしね。
ちなみにこの送別会はダイ(リンク先はお笑い情報満載の彼のブログです)の送別会を兼ねていました。彼はリバプールを離れてポーツマスというところで論文の最終仕上げをすることになっており、次の再会は日本かなと思っていたところ、「来週また教授に会いに帰ってくるよ」などとのたまっていました。少し関西人の底力を甘く見ていたようです。多分彼のことなので、来週リバプール入りした時にまた送別会の開催を要求してくるに違いありません・・・。
さて、今日はSONYのスポーツマーケティングについて少しだけ(自分用メモがてら)。SONYは2007年から8年間の契約でFIFAと330億円とも言われる巨額のスポンサー契約を交わしています。そしてそのほかにも精力的にサッカーを通じたマーケティングに精を出しています。
【サッカー】
・ FIFA主催大会公式スポンサー
・ 日本代表の公式パートナー
・ 欧州チャンピオンズリーグの公式スポンサー
・ オーストラリアサッカー協会の公式サプライヤー
・ ブラジルのスポーツマーケ企業"The Figer Group"とのパートナー契約
その他、ソニーエリクソンとしてテニスの大会をスポンサーしたり、ゴルフやバレーボール、ちょっとマイナーなところではX-Gamesなんかも協賛しています。日本の企業でここまで大々的にスポーツを利用したマーケティングに注力しているところは、後はTOYOTAくらいでしょうか?今回インターネットで記事を色々と探してみて、改めて驚きました。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年09月12日 成田空港より
ちなみに、帰国予定日は自分で考えていますが、チケットがまだ確定していません(キャンセル待ち中)。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年08月31日
チャンピオンズリーグ本戦組み合わせ発表
イギリス時間: 8月30日 21:00
このところずっと自宅で作業をしていたのですが、たまには気分を変えようと図書館に行きました。すると工事中で騒音がすごく、とても集中できる状況でなかったため、30分と持たずに帰宅しました。図書館が新しいビルに移り、すごく綺麗になったのは良いのですが、学生が使えるのはまだ古い建物のみで、しかも解体作業で騒音がすごいというおまけつきです。夏休みしか作業が進められないという事情は分かりますが、それにしてもなぜスタッフの施設を先に新しい棟に移したのか・・・メインのユーザは学生だ!と伝えてあげたい気分です。
さて、今日は世界最高峰の大会と名高い、欧州チャンピオンズリーグの本線組み合わせが発表になりました。実はウクライナから2チームが本戦まで勝ちあがったんですね、少々驚きです。
Group A:
リバプール(イングランド)、ポルト(ポルトガル)、マルセイユ(フランス)、ベシクタシュ(トルコ)
Group B:
チェルシー(イングランド)、バレンシア(スペイン)、シャルケ04(ドイツ)、ローゼンボリ(ノルウェー)
Group C:
レアル・マドリー(スペイン)、ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)、ラツィオ(イタリア)、オリンピアコス(ギリシャ)
Group D:
ACミラン(イタリア)、ベンフィカ(ポルトガル)、セルティック(スコットランド)、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
Group E:
バルセロナ(スペイン)、リヨン(フランス)、シュツットガルト(ドイツ)、レンジャーズ(スコットランド)
Group F:
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、ローマ(イタリア)、スポルティング・リスボン(ポルトガル)、ディナモ・キエフ(ウクライナ)
Group G:
インテル(イタリア)、PSVアイントホーフェン(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)、フェネルバフチェ(トルコ)
Group H:
アーセナル(イングランド)、セヴィージャ(スペイン)とAEKアテネ(ギリシャ)の勝者、ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)、スラビア・プラハ(チェコ)
出場32チームのうち、所謂「ビッグ5」と呼ばれるリーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)からはおよそ半数が出場しています。と、ここで10年前の1997-98シーズンはどうだったのかを見てみましょう。Wikipediaによると、なんと16チーム中11チームがビッグ5だったようです。ということは、出場チーム数の拡大がマイナーリーグのチームの出場機会に繋がったということはありそうですね。
ただ、残念なことに、現在のUEFAチャンピオンズリーグには大きな問題があります。それは大会報酬の分配方法です。以前何かの折に触れたかもしれませんが、本大会の放映権収入の一部には、出場チームの国内リーグの放映権料規模が考慮されるものがあります。"The participants also received a share of revenue based on the value of their national TV market."というのが、UEFAの機関紙に記述されている表現ですが、要するに”国内リーグの放映権料の規模をベースに計算される収入”というのがあって、”国内リーグの放映権料が高いチームほど多くの収入が得られる”のです。一応、同じ国から出場するチーム数が多くなると、その分で割り算となるため、多少の均等化は図られるように見えますが、現実的には有効に機能しているとは言いがたいところです。
今手元にある、FCバルセロナが制した2005/06シーズンの数値を見てみましょう。グループリーグ敗退のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)と同成績で敗退したクラブ・ブルージュ(ベルギー)を比較すると、それぞれの収入はCHF 21,689,125とCHF 9,369,125であり、実に2倍以上の差がついています。単位はスイスフランなので、ざっくりと1スイスフラン100円で計算すると、12億円ほどの差が出るわけですね。この”放映権規模に応じて分配される収入”以外の部分は全く同じ額の分配を受けていますから、この差は単純に「メジャーなリーグから来たかそうでないか」だけでついたことになります。なお、当時イングランドからは4チームが、ベルギーからは2チームが出場していました。さらに言えば、マンチェスター・ユナイテッドが得た該当の分配金は、準決勝まで進んだヴィジャレアル(スペイン)よりも多いです。
そして最後にもう一つ、決勝であいまみえたFCバルセロナ(スペイン)とアーセナル(イングランド)、総賞金額は優勝したFCバルセロナ(4900万スイスフラン)よりも、準優勝のアーセナル(5400万スイスフラン)の方が多いという事態になっています。
これを不公平と見るか、ビッグクラブの大会収益に対する貢献度からくる正当な差と見るかは、意見が分かれるところだと思います。
プラティニ新会長がこの辺りも含め是正を考えているのかどうかは定かではありませんが、就任当初は大きな話題になった「チャンピオンズリーグの出場枠規制」などの話は、今や大分おとなしくなってしまったように見えます。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月30日 また飲んできました
ああ、横浜の焼き鳥おいしかったなぁ・・・。また行きたい!
このところずっと自宅で作業をしていたのですが、たまには気分を変えようと図書館に行きました。すると工事中で騒音がすごく、とても集中できる状況でなかったため、30分と持たずに帰宅しました。図書館が新しいビルに移り、すごく綺麗になったのは良いのですが、学生が使えるのはまだ古い建物のみで、しかも解体作業で騒音がすごいというおまけつきです。夏休みしか作業が進められないという事情は分かりますが、それにしてもなぜスタッフの施設を先に新しい棟に移したのか・・・メインのユーザは学生だ!と伝えてあげたい気分です。
さて、今日は世界最高峰の大会と名高い、欧州チャンピオンズリーグの本線組み合わせが発表になりました。実はウクライナから2チームが本戦まで勝ちあがったんですね、少々驚きです。
Group A:
リバプール(イングランド)、ポルト(ポルトガル)、マルセイユ(フランス)、ベシクタシュ(トルコ)
Group B:
チェルシー(イングランド)、バレンシア(スペイン)、シャルケ04(ドイツ)、ローゼンボリ(ノルウェー)
Group C:
レアル・マドリー(スペイン)、ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)、ラツィオ(イタリア)、オリンピアコス(ギリシャ)
Group D:
ACミラン(イタリア)、ベンフィカ(ポルトガル)、セルティック(スコットランド)、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
Group E:
バルセロナ(スペイン)、リヨン(フランス)、シュツットガルト(ドイツ)、レンジャーズ(スコットランド)
Group F:
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、ローマ(イタリア)、スポルティング・リスボン(ポルトガル)、ディナモ・キエフ(ウクライナ)
Group G:
インテル(イタリア)、PSVアイントホーフェン(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)、フェネルバフチェ(トルコ)
Group H:
アーセナル(イングランド)、セヴィージャ(スペイン)とAEKアテネ(ギリシャ)の勝者、ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)、スラビア・プラハ(チェコ)
出場32チームのうち、所謂「ビッグ5」と呼ばれるリーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)からはおよそ半数が出場しています。と、ここで10年前の1997-98シーズンはどうだったのかを見てみましょう。Wikipediaによると、なんと16チーム中11チームがビッグ5だったようです。ということは、出場チーム数の拡大がマイナーリーグのチームの出場機会に繋がったということはありそうですね。
ただ、残念なことに、現在のUEFAチャンピオンズリーグには大きな問題があります。それは大会報酬の分配方法です。以前何かの折に触れたかもしれませんが、本大会の放映権収入の一部には、出場チームの国内リーグの放映権料規模が考慮されるものがあります。"The participants also received a share of revenue based on the value of their national TV market."というのが、UEFAの機関紙に記述されている表現ですが、要するに”国内リーグの放映権料の規模をベースに計算される収入”というのがあって、”国内リーグの放映権料が高いチームほど多くの収入が得られる”のです。一応、同じ国から出場するチーム数が多くなると、その分で割り算となるため、多少の均等化は図られるように見えますが、現実的には有効に機能しているとは言いがたいところです。
今手元にある、FCバルセロナが制した2005/06シーズンの数値を見てみましょう。グループリーグ敗退のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)と同成績で敗退したクラブ・ブルージュ(ベルギー)を比較すると、それぞれの収入はCHF 21,689,125とCHF 9,369,125であり、実に2倍以上の差がついています。単位はスイスフランなので、ざっくりと1スイスフラン100円で計算すると、12億円ほどの差が出るわけですね。この”放映権規模に応じて分配される収入”以外の部分は全く同じ額の分配を受けていますから、この差は単純に「メジャーなリーグから来たかそうでないか」だけでついたことになります。なお、当時イングランドからは4チームが、ベルギーからは2チームが出場していました。さらに言えば、マンチェスター・ユナイテッドが得た該当の分配金は、準決勝まで進んだヴィジャレアル(スペイン)よりも多いです。
そして最後にもう一つ、決勝であいまみえたFCバルセロナ(スペイン)とアーセナル(イングランド)、総賞金額は優勝したFCバルセロナ(4900万スイスフラン)よりも、準優勝のアーセナル(5400万スイスフラン)の方が多いという事態になっています。
これを不公平と見るか、ビッグクラブの大会収益に対する貢献度からくる正当な差と見るかは、意見が分かれるところだと思います。
プラティニ新会長がこの辺りも含め是正を考えているのかどうかは定かではありませんが、就任当初は大きな話題になった「チャンピオンズリーグの出場枠規制」などの話は、今や大分おとなしくなってしまったように見えます。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月30日 また飲んできました
ああ、横浜の焼き鳥おいしかったなぁ・・・。また行きたい!
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年08月30日
サポーターになるタイミング
イギリス時間: 8月29日 22:30
勉強以外のことで色々とバタバタする羽目になり、午後には思い切り集中力が切れてしまいました。というわけで、今日は500単語前後を書き上げるにとどまり、まだ文献レビューのサマリーが手付かずという状況です。まぁ、きっとこういう日もあります・・・。
しかし気分転換に外に出た時に偶然来年のFIMBA生と会い、しばし自宅で歓談することができました。彼は今リバプールではなく別のところに住んでいるので、あまりの偶然につい私の暇つぶしに付き合わせてしまいました。
今日はそこで出た話題について少し書きます。
先日、私がFIMBAの同級生で、リバプール生まれの友人、サイモンと話をしていたときのことです。色々フットボールクラブのマーケティングなんかについて話をしており、ふと思い出してこんな話をしました。
以前エバートンFCのマーケティング担当者と話す機会があったときに私はこう質問をしました。
”イングランドのフットボールファンはロイヤルティが高く、一度どこかのファンになったらほぼ他のチームに乗り換えることはないというが、では何がファンになる決め手になって、クラブとしてはどういう努力をしているのか”
この質問に対する答えは、まずは決め手になるのは他人の影響である、ということでした。家族の影響を受けるというのが最も一般的で、続いて学校の友人などの影響が大きいらしいのです。年齢にすると大体5歳とか6歳、小学校に上がるくらいの年齢が一番大事な時期で、エバートンFCはコーチの派遣をしてサッカーイベントを開催したりして、その年代の少年少女に対する露出を上げる努力をするのだとか。また、家族でスタジアムに来場できるような仕組みを作ったり、エバートンFCに”巻き込む”ための努力をしているようでした。
この話を聞いたサイモンは、「いやいや、それはまだ甘い」と笑いながら言うわけです。彼はリバプールFCのスタッフに、論文のためのインタビューを実施したということで、リバプールFCのスタッフから聞いたこんな話を教えてくれました。
ファンクラブのメンバーシップ担当者がある日電話を受けたそうです。出てみると、「翌月の○日にメンバーシップの入会が出来るように準備しておいてくれ」という要求で、不思議に思った担当者は「どういうことだ?」と聞き返してみたところ、「その日が俺の子供が生まれる予定日なんだ。だからそれに合うようにやってくれ」ということだったとか。担当者は驚きましたが、しかしすぐに冷静に「メンバーシップは”存在する人”にしか発行できないので、生まれてからもう一度問い合わせてくれ」と告げたのだそうです。
ここまで来るともう狂ってるとしかいいようがありません。サイモンは「俺もリバプールFCのファンだけど、そこまではいかないな」と苦笑いしていました。
エバートンFCはもうちょっとマーケティング対象年齢を引き下げる必要がありそうですね・・・。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月29日 25年
もう26年の付き合いですねぇ・・・。年とったなぁ。
勉強以外のことで色々とバタバタする羽目になり、午後には思い切り集中力が切れてしまいました。というわけで、今日は500単語前後を書き上げるにとどまり、まだ文献レビューのサマリーが手付かずという状況です。まぁ、きっとこういう日もあります・・・。
しかし気分転換に外に出た時に偶然来年のFIMBA生と会い、しばし自宅で歓談することができました。彼は今リバプールではなく別のところに住んでいるので、あまりの偶然につい私の暇つぶしに付き合わせてしまいました。
今日はそこで出た話題について少し書きます。
先日、私がFIMBAの同級生で、リバプール生まれの友人、サイモンと話をしていたときのことです。色々フットボールクラブのマーケティングなんかについて話をしており、ふと思い出してこんな話をしました。
以前エバートンFCのマーケティング担当者と話す機会があったときに私はこう質問をしました。
”イングランドのフットボールファンはロイヤルティが高く、一度どこかのファンになったらほぼ他のチームに乗り換えることはないというが、では何がファンになる決め手になって、クラブとしてはどういう努力をしているのか”
この質問に対する答えは、まずは決め手になるのは他人の影響である、ということでした。家族の影響を受けるというのが最も一般的で、続いて学校の友人などの影響が大きいらしいのです。年齢にすると大体5歳とか6歳、小学校に上がるくらいの年齢が一番大事な時期で、エバートンFCはコーチの派遣をしてサッカーイベントを開催したりして、その年代の少年少女に対する露出を上げる努力をするのだとか。また、家族でスタジアムに来場できるような仕組みを作ったり、エバートンFCに”巻き込む”ための努力をしているようでした。
この話を聞いたサイモンは、「いやいや、それはまだ甘い」と笑いながら言うわけです。彼はリバプールFCのスタッフに、論文のためのインタビューを実施したということで、リバプールFCのスタッフから聞いたこんな話を教えてくれました。
ファンクラブのメンバーシップ担当者がある日電話を受けたそうです。出てみると、「翌月の○日にメンバーシップの入会が出来るように準備しておいてくれ」という要求で、不思議に思った担当者は「どういうことだ?」と聞き返してみたところ、「その日が俺の子供が生まれる予定日なんだ。だからそれに合うようにやってくれ」ということだったとか。担当者は驚きましたが、しかしすぐに冷静に「メンバーシップは”存在する人”にしか発行できないので、生まれてからもう一度問い合わせてくれ」と告げたのだそうです。
ここまで来るともう狂ってるとしかいいようがありません。サイモンは「俺もリバプールFCのファンだけど、そこまではいかないな」と苦笑いしていました。
エバートンFCはもうちょっとマーケティング対象年齢を引き下げる必要がありそうですね・・・。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月29日 25年
もう26年の付き合いですねぇ・・・。年とったなぁ。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年08月27日
ファン調査
イギリス時間: 8月26日 24:30
最近筋トレやってるんです、自宅で。広い部屋なのでスペースがあるということと、このところ引き篭もり気味でお腹の周りに柔らかなものが増えてきたことが原因なのですが、やってみるとなかなか爽快で気持ちいいものですね。最近は特に読書を中心に、頭を使うことばかりなので、体を動かすことも必要だなと思いました。
5年ほど前に仕事でドイツに滞在していた時、ビールがおいしすぎてやはり脂身がついたことがあったのですが、そのときもホテルの一室で筋トレに励みました。当初6週間ほどの滞在予定だったので、腕立て&腹筋を10回ずつから始めて、1週間につき10回ずつ増やしていこうと計画して始めました。帰る頃には50回をこなすのか、と続けていたのですが、なんと滞在期間が延長されてしまい、結局帰国前には100回近くやる羽目になったという過酷な思い出があります。あの時は意地でやり遂げましたが、もうあんな無茶が出来る年ではありません・・・。
さて、今日はJリーグのファンに関する記事を取り上げます。
浦和レッズ観客調査 9割が好きな選手いなくとも浦和を応援(Sankei Web)
浦和レッズの観客を対象に埼玉大学とレッズが共同で行った調査によると、調査対象者の9割近くが選手ではなくチームに対して愛着を示している傾向を見せたとのこと。また、およそ8割が県内在住で、東京都内からは1割にとどまったそうです。昔のJリーグブームは特定の有名選手に支えられていた部分が多かったように思えます。それがこのように、チームそのものに対してサポートするファンが増えたというのは、クラブの存在が重要なものとして定着しつつあることを示しているのでしょう。
こういったデータは実に興味深いので、他のクラブでも地元の大学と強力してやってくれたら(そして公開してくれたら)いいのに、と思います。レッズは最も平均観客動員数が多く、財務的にも飛びぬけて優秀なクラブのため、調査結果からレッズの強みを探るという点では面白いとは思いますが、Jリーグ全体の一般的な傾向を探るにはあまり向いていないサンプルだと思います。Jクラブの運営は地域性も大きく関係してくるだけに、それぞれの調査が必要になるでしょう。特に関西ではJリーグよりも野球人気がすごいと聞くので、どういうデータが得られるのか、非常に興味がありますね。
あとは日本代表でも同様の調査ができれば面白そうですね。マスコミは「オシムになってから代表人気が下落=キャッチーな選手が選考されないから」という図式でバッシングを続けていますが、現実には真剣勝負の試合は多くの人が集まり、視聴率も言うほど悪くないようです。私は”ファンが見るべき試合とそうでない試合の区別をつけるようになった”結果がこの状況だと思っているのですが、しっかりした調査ができれば本当のところが見えてくると思います。
1年前は東北旅行中でサボってました。ちょうど会津若松に行ったときかもしれません。会津はいいですよ、のんびりしてて。ふと行きたくなる場所です。
最近筋トレやってるんです、自宅で。広い部屋なのでスペースがあるということと、このところ引き篭もり気味でお腹の周りに柔らかなものが増えてきたことが原因なのですが、やってみるとなかなか爽快で気持ちいいものですね。最近は特に読書を中心に、頭を使うことばかりなので、体を動かすことも必要だなと思いました。
5年ほど前に仕事でドイツに滞在していた時、ビールがおいしすぎてやはり脂身がついたことがあったのですが、そのときもホテルの一室で筋トレに励みました。当初6週間ほどの滞在予定だったので、腕立て&腹筋を10回ずつから始めて、1週間につき10回ずつ増やしていこうと計画して始めました。帰る頃には50回をこなすのか、と続けていたのですが、なんと滞在期間が延長されてしまい、結局帰国前には100回近くやる羽目になったという過酷な思い出があります。あの時は意地でやり遂げましたが、もうあんな無茶が出来る年ではありません・・・。
さて、今日はJリーグのファンに関する記事を取り上げます。
浦和レッズ観客調査 9割が好きな選手いなくとも浦和を応援(Sankei Web)
浦和レッズの観客を対象に埼玉大学とレッズが共同で行った調査によると、調査対象者の9割近くが選手ではなくチームに対して愛着を示している傾向を見せたとのこと。また、およそ8割が県内在住で、東京都内からは1割にとどまったそうです。昔のJリーグブームは特定の有名選手に支えられていた部分が多かったように思えます。それがこのように、チームそのものに対してサポートするファンが増えたというのは、クラブの存在が重要なものとして定着しつつあることを示しているのでしょう。
こういったデータは実に興味深いので、他のクラブでも地元の大学と強力してやってくれたら(そして公開してくれたら)いいのに、と思います。レッズは最も平均観客動員数が多く、財務的にも飛びぬけて優秀なクラブのため、調査結果からレッズの強みを探るという点では面白いとは思いますが、Jリーグ全体の一般的な傾向を探るにはあまり向いていないサンプルだと思います。Jクラブの運営は地域性も大きく関係してくるだけに、それぞれの調査が必要になるでしょう。特に関西ではJリーグよりも野球人気がすごいと聞くので、どういうデータが得られるのか、非常に興味がありますね。
あとは日本代表でも同様の調査ができれば面白そうですね。マスコミは「オシムになってから代表人気が下落=キャッチーな選手が選考されないから」という図式でバッシングを続けていますが、現実には真剣勝負の試合は多くの人が集まり、視聴率も言うほど悪くないようです。私は”ファンが見るべき試合とそうでない試合の区別をつけるようになった”結果がこの状況だと思っているのですが、しっかりした調査ができれば本当のところが見えてくると思います。
1年前は東北旅行中でサボってました。ちょうど会津若松に行ったときかもしれません。会津はいいですよ、のんびりしてて。ふと行きたくなる場所です。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年08月25日
エバートン新スタジアム案
イギリス時間: 8月24日 22:00
今日やっと洋書を読み終わり、そろそろ論文の文献レビューを書き始める準備が整ってきました。冗長にならず且つ簡潔になりすぎず、というのがなかなか英語では難しいのですが、インプットは結構出来たので何とかなりそうな感じです。
最近読書をしながらやっているのは、ノートを丁寧にとることではなく、付箋紙にキーワードを書いてポイントとなるページに貼り付けていく、ということです。ノートをとりながら読むのはかなり時間がかかってしまうので、あくまでアイディアや要約、テーマなどを付箋紙に簡潔に書き、あとで付箋紙を辿れば「なぜ付箋紙を貼ったか」を確認できるようにしています。人によりけりでしょうが、文献を辿りつつレビューを書くときなんかは結構機能しそうな感じです。
さて、今日はBBCからフットボール関連のニュースを取り上げます。
Everton fans vote for Kirkby move (BBC)
リバプールにある2つのプレミアリーグクラブは、どちらも新スタジアム建設を検討しています。先日のエントリでリバプールFCの件についてはご紹介しましたが、今度はもう一方のエバートンFCのニュースです。エバートンFCの本拠地はGoodison Park、実に115年の歴史を誇るイングランド屈指の由緒あるスタジアムです。
BBCのレポートによると、エバートンは36,000人のファンに対して新スタジアムに関するアンケートを実施、25,761件の回答を得たとのこと。その回答のうち59%がKirkbyに移転することに賛成だったということです。
このKirkbyという場所が、正確にはリバプールではないということもあり、以前から話題にはなっていました。エバートン側も自治体と相談しながら他の候補地を探したり、調整を続けたようですが、結局Kirkbyの再開発プランに組み込まれる形でスタジアム建設を決めたようです。新スタジアムは5万人収容で、ドイツのケルンにあるスタジアムをモデルとするそうです。
しかし59%が賛成という数字、これは非常に微妙だと思います。4割以上が賛成していないわけで、歓迎されているとは言いにくいところですよね。クラブは「賛成の方も反対の方も、どうかクラブのために一致団結して欲しい」としていますが、移転に反対する団体である”Keep Everton In Our City”はまだその姿勢を崩すつもりはないとのことで、これからもしばらくいざこざがありそうです。
最大のライバルであるリバプールFCが新スタジアム建設への準備を着々と進める中、エバートンFCとしてもこれ以上財政的な面で差をつけられないために、新スタジアム建設は避けられない道ではあるのでしょう。しかしクラブが見るべき先はライバルクラブではなくファンであるべきで、そこを見失うと多くのファンを失いかねません。この国のファンはとにかく熱心なので、この件でファンをやめるということはあまり考えられませんが、それでもクラブに対する不信感が生まれれば、スタジアムに足を運ぶ人の数に影響を与えないとも言い切れないのでは、と思います。今後のエバートンの対応に注目です。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月24日 国際免許証取得
たった今気づきましたが、今日で私の国際免許証は期限切れですね。10月に車借りて少し旅でもしようかと思ってましたが、電車での旅に変更です・・・。まぁ、経済的だしのんびりできるしでそれも良いのですが。
今日やっと洋書を読み終わり、そろそろ論文の文献レビューを書き始める準備が整ってきました。冗長にならず且つ簡潔になりすぎず、というのがなかなか英語では難しいのですが、インプットは結構出来たので何とかなりそうな感じです。
最近読書をしながらやっているのは、ノートを丁寧にとることではなく、付箋紙にキーワードを書いてポイントとなるページに貼り付けていく、ということです。ノートをとりながら読むのはかなり時間がかかってしまうので、あくまでアイディアや要約、テーマなどを付箋紙に簡潔に書き、あとで付箋紙を辿れば「なぜ付箋紙を貼ったか」を確認できるようにしています。人によりけりでしょうが、文献を辿りつつレビューを書くときなんかは結構機能しそうな感じです。
さて、今日はBBCからフットボール関連のニュースを取り上げます。
Everton fans vote for Kirkby move (BBC)
リバプールにある2つのプレミアリーグクラブは、どちらも新スタジアム建設を検討しています。先日のエントリでリバプールFCの件についてはご紹介しましたが、今度はもう一方のエバートンFCのニュースです。エバートンFCの本拠地はGoodison Park、実に115年の歴史を誇るイングランド屈指の由緒あるスタジアムです。
BBCのレポートによると、エバートンは36,000人のファンに対して新スタジアムに関するアンケートを実施、25,761件の回答を得たとのこと。その回答のうち59%がKirkbyに移転することに賛成だったということです。
このKirkbyという場所が、正確にはリバプールではないということもあり、以前から話題にはなっていました。エバートン側も自治体と相談しながら他の候補地を探したり、調整を続けたようですが、結局Kirkbyの再開発プランに組み込まれる形でスタジアム建設を決めたようです。新スタジアムは5万人収容で、ドイツのケルンにあるスタジアムをモデルとするそうです。
しかし59%が賛成という数字、これは非常に微妙だと思います。4割以上が賛成していないわけで、歓迎されているとは言いにくいところですよね。クラブは「賛成の方も反対の方も、どうかクラブのために一致団結して欲しい」としていますが、移転に反対する団体である”Keep Everton In Our City”はまだその姿勢を崩すつもりはないとのことで、これからもしばらくいざこざがありそうです。
最大のライバルであるリバプールFCが新スタジアム建設への準備を着々と進める中、エバートンFCとしてもこれ以上財政的な面で差をつけられないために、新スタジアム建設は避けられない道ではあるのでしょう。しかしクラブが見るべき先はライバルクラブではなくファンであるべきで、そこを見失うと多くのファンを失いかねません。この国のファンはとにかく熱心なので、この件でファンをやめるということはあまり考えられませんが、それでもクラブに対する不信感が生まれれば、スタジアムに足を運ぶ人の数に影響を与えないとも言い切れないのでは、と思います。今後のエバートンの対応に注目です。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月24日 国際免許証取得
たった今気づきましたが、今日で私の国際免許証は期限切れですね。10月に車借りて少し旅でもしようかと思ってましたが、電車での旅に変更です・・・。まぁ、経済的だしのんびりできるしでそれも良いのですが。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年08月24日
セリエAチャンネル始動
イギリス時間: 8月23日 23:30
今日はまた新FIMBA生のお二人と、現役FIMBA生とで飲んできました。前回に比べてどうでもいい話に終始した感はありましたが、このところ私も家に篭っていることが多かったので、良い気分転換になりました。
さて、今日はイタリアからのニュースを。インターネット上のソースが提示できないのですが、某サッカー関連メールマガジンからの引用です。
アジア諸国というのはどこを指しているのか分かりませんが、おそらく東南アジア(マレーシア、タイ、シンガポール辺り)かなと思います。元々サッカー人気が高い地域で、特に英プレミアリーグが爆発的な人気を誇る地域です。英語にあまり障害がないため、サービスが開始しやすいのではないかと推測します。
オンラインでの映像提供は技術的な面と安定性の2点が特に障害になり得ると聞きます。前者はユーザのPC環境によって使用できないことがあるという点、後者は回線が十分に高速でも1試合全部が安定した映像で見られるという保証がなかなかできないという点が懸念されているようです。
今回の件で目新しい点は、リーグ全体のサービスという形では今まで前例がないのでは、というところでしょうか。プレミアリーグに関しては"Platform Neutral"というコンセプトがあります。これは「映像を展開するのはどの媒体でも良い」ということで、権利保有者はTVだろうがネットだろうが携帯だろうが、好きな形で提供していい、ということになっています。しかしたいていは衛星放送の有料chが主体です(これは利益とカバー率、安定性を考えた上でのことだとは思います)。プレミアリーグの各クラブは、自身のウェブサイトでオンライン動画配信を持っていることが多いですが、どれもライブ放送には対応していません。そういう意味ではイタリアの取り組みはなかなか興味深いものです。イタリアの放映権はクラブごと(実際は複数クラブのグループとして取引されることが多いようですが)に売買が行われるので、このInfront Advanced Media Solutionsという会社が全ての権利を購入した、ということでしょうね。しかし課金制でどれだけ儲かるのか・・・動画にCMでも入れられれば良いのでしょうが、結構苦戦しそうな気がします。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月23日 今日も今日とて
この頃は飲んだくれてましたなぁ・・・。
今日はまた新FIMBA生のお二人と、現役FIMBA生とで飲んできました。前回に比べてどうでもいい話に終始した感はありましたが、このところ私も家に篭っていることが多かったので、良い気分転換になりました。
さて、今日はイタリアからのニュースを。インターネット上のソースが提示できないのですが、某サッカー関連メールマガジンからの引用です。
Infront Advanced Media Solutionsは、セリエAのブロードバンド専用チャンネルを2007-08シーズンの開始と同時に始動すると発表した。SerieA.tv はアメリカと特定のアジア諸国のイタリアサッカーファンを対象に、セリエAの試合をオンデマンドでライブ配信し、さらに日替わりのニュース番組と2種類の週代わりの特集番組を提供する。将来的に全20クラブの最新ニュースと統計データも提供される予定だ。サービスそのものは英語で提供されるが、ほとんどの試合の実況はイタリア語と英語の二ヶ国語での提供となる。価格は1試合USD 6.95、月額USD 14.95、そしてシーズンパスがUSD 109.95となっている。
アジア諸国というのはどこを指しているのか分かりませんが、おそらく東南アジア(マレーシア、タイ、シンガポール辺り)かなと思います。元々サッカー人気が高い地域で、特に英プレミアリーグが爆発的な人気を誇る地域です。英語にあまり障害がないため、サービスが開始しやすいのではないかと推測します。
オンラインでの映像提供は技術的な面と安定性の2点が特に障害になり得ると聞きます。前者はユーザのPC環境によって使用できないことがあるという点、後者は回線が十分に高速でも1試合全部が安定した映像で見られるという保証がなかなかできないという点が懸念されているようです。
今回の件で目新しい点は、リーグ全体のサービスという形では今まで前例がないのでは、というところでしょうか。プレミアリーグに関しては"Platform Neutral"というコンセプトがあります。これは「映像を展開するのはどの媒体でも良い」ということで、権利保有者はTVだろうがネットだろうが携帯だろうが、好きな形で提供していい、ということになっています。しかしたいていは衛星放送の有料chが主体です(これは利益とカバー率、安定性を考えた上でのことだとは思います)。プレミアリーグの各クラブは、自身のウェブサイトでオンライン動画配信を持っていることが多いですが、どれもライブ放送には対応していません。そういう意味ではイタリアの取り組みはなかなか興味深いものです。イタリアの放映権はクラブごと(実際は複数クラブのグループとして取引されることが多いようですが)に売買が行われるので、このInfront Advanced Media Solutionsという会社が全ての権利を購入した、ということでしょうね。しかし課金制でどれだけ儲かるのか・・・動画にCMでも入れられれば良いのでしょうが、結構苦戦しそうな気がします。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月23日 今日も今日とて
この頃は飲んだくれてましたなぁ・・・。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
2007年08月23日
中田英寿選手のケーススタディ
イギリス時間: 8月22日 23:00
A代表がカメルーンとの親善試合に勝利し、五輪代表がベトナムを辛くも退け、U-17がナイジェリアに完敗するという、実に忙しい一日だったようですね。こちらでは勿論放送がなかったので、文字での速報を追っている程度でしたが、特にU-17については苦戦ぶりが伝わってくるようでした。彼らは次の対フランスの試合に引き分け以上で決勝トーナメント進出のようですから、是非気持ちを切り替えて頑張って欲しいです。
さて、今日は友人から教えてもらったリンクをご紹介します。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科リサーチペーパー集(2006年度)
私が推薦図書に挙げているトップスポーツビジネスの最前線の編集でもおなじみの早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の論文集です。今の今まで存在を知らなかったのも恥ずかしいのですが、見てみると実に多くの論文が公開されているんですね。というわけで、早速いくつかパラパラと目を通してみました。
中でも一般人の視点で楽しめるのが、サニーサイドアップ社の社長である次原氏が書いた
スポーツ選手マネジメントビジネスの変遷に関する研究〜中田英寿選手のケーススタディ(PDFファイル)
です。一応”学術論文”という位置づけのようですが、内容はほぼスポーツアスリートマネジメントの事例を紹介したストーリーです。特に学術的な理論などに照らして検証されているというわけでもなく、幅広くどういったマネジメントが行われ、どう効果が出た(と解釈している)かを記述してあるので、肩の力を抜いて資料として読むのにちょうど良い感じです。
個人的には徹底したマネジメント/メディア戦略を通じて出来上がった中田選手のイメージが、多くの”アンチ中田”を生み出しているような印象があったので、その点について何か触れられているかなと思ったのですが、残念ながら言及はありませんでした。まぁ、その現象そのものが私の勘違いである可能性も高いのですけどね。
少々ページ数も多いですが、ご興味のある方、特にアスリートマネジメントに興味のある方は必読ではないかと思います。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月22日 ぢどり屋 新橋店
前職の上司と食事をした、という話でした。ちょうど昨夜メールをいただいたんですよね、なんだか偶然だなぁ・・・。
A代表がカメルーンとの親善試合に勝利し、五輪代表がベトナムを辛くも退け、U-17がナイジェリアに完敗するという、実に忙しい一日だったようですね。こちらでは勿論放送がなかったので、文字での速報を追っている程度でしたが、特にU-17については苦戦ぶりが伝わってくるようでした。彼らは次の対フランスの試合に引き分け以上で決勝トーナメント進出のようですから、是非気持ちを切り替えて頑張って欲しいです。
さて、今日は友人から教えてもらったリンクをご紹介します。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科リサーチペーパー集(2006年度)
私が推薦図書に挙げているトップスポーツビジネスの最前線の編集でもおなじみの早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の論文集です。今の今まで存在を知らなかったのも恥ずかしいのですが、見てみると実に多くの論文が公開されているんですね。というわけで、早速いくつかパラパラと目を通してみました。
中でも一般人の視点で楽しめるのが、サニーサイドアップ社の社長である次原氏が書いた
スポーツ選手マネジメントビジネスの変遷に関する研究〜中田英寿選手のケーススタディ(PDFファイル)
です。一応”学術論文”という位置づけのようですが、内容はほぼスポーツアスリートマネジメントの事例を紹介したストーリーです。特に学術的な理論などに照らして検証されているというわけでもなく、幅広くどういったマネジメントが行われ、どう効果が出た(と解釈している)かを記述してあるので、肩の力を抜いて資料として読むのにちょうど良い感じです。
個人的には徹底したマネジメント/メディア戦略を通じて出来上がった中田選手のイメージが、多くの”アンチ中田”を生み出しているような印象があったので、その点について何か触れられているかなと思ったのですが、残念ながら言及はありませんでした。まぁ、その現象そのものが私の勘違いである可能性も高いのですけどね。
少々ページ数も多いですが、ご興味のある方、特にアスリートマネジメントに興味のある方は必読ではないかと思います。
1年前はこんなこと書いてました:
2006年08月22日 ぢどり屋 新橋店
前職の上司と食事をした、という話でした。ちょうど昨夜メールをいただいたんですよね、なんだか偶然だなぁ・・・。
人気blogランキング参加中です。クリックが1票になります。
